質問者

子どもに対してどう関わっていいかわかりません
叱ってもいうことを聞かないし、親として自信がなくなります。
他のお母さんと比べて「なんでダメなんだろう」と悩んでしまいます。

田中

確かに、子どもが生まれてすぐに親らしく振舞えるお母さんと、なかなか出来ないお母さんはいます。ただ、大事なのは、それは親として間違っているとかではなくて、「一つの個性」だということです。
今回はそうした「親らしくできない」方がお子さんとどう関わって行けばいいか、あなたらしい「親の心構え」について、エニアグラムの観点からお伝えしていきます。

ぜひ知ってほしい2種類の性格タイプ

私はエニアグラムを通してカウンセリングをしています。

基本的には9つのタイプがあると言われているのですが、
大別すると「大人タイプ」「子どもタイプ」
に分けられます。

ちなみに私は子どもタイプに属するのですが、
大切なのはこれらは生まれつきなので、
変えることができず、上手に付き合っていかない
といけないというものなのです。

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大人タイプの特徴

大人タイプとは文字通り生まれてから死ぬまで
「大人」だという性格です。

この性格の人は、環境の変化に強く、
自分で自分にOKを出せて、
周りの意見に左右されにくいという傾向があります。

何があっても大丈夫!!と腹をくくれるのも
大人タイプの特徴です。

また、面倒見がよかったり、
「俺に任せろ」ということも多く、
リーダーのようなふるまいをすることが多いです。

心の相談室withの竹内成彦先生によれば、
大人タイプの一つであるお母さんタイプは
全人口の4割いると言われていて、一番多いそうです。

あと、学校の先生は大人タイプの人が結構多いです。

 

大人タイプが親になると・・・

大人タイプの人の特徴として
子どもが生まれた瞬間に「親」になることができます。

人生で一番幸せな時はいつですか?と聞くと
「子どもが生まれたとき」ということも少なくありません。

で、この性格の人が親になると、
子どもに為に全力を尽くそうとする傾向があります。

親は子どものために一生懸命に愛情を注ぐべきだ

と、言える方は大抵大人タイプです。

ちなみに、世の子育て本の多くは
「大人タイプ」とりわけ「お母さんタイプ」の人が書いています。

  • 親は親らしく、子どもをしっかりと躾けるべきだ!!
  • 嫌がっていても無理やりさせた方がいい!!
  • 甘やかしてはいけない!
  • 子どもが喜ぶのであれば、何でもした方がいい!

大人タイプの人は、こういう子育て法に、
「なるほど!!」と共感しやすいです。

子どもタイプの特徴

一方で、子どもタイプの人は、
生まれてから死ぬまで一生子どもっぽいです。

子どものタイプの特徴は、

まず環境に左右されやすい、
自分で自分にOKが出せない、
これでいいのかなと絶えず保護者が必要・・・
といった傾向があります。

大人タイプの人は自分で決めて進むことができるのですが、
子どもタイプの人は「これでいいかな?」
信頼できる人に確認する傾向があります。
(もちろん、その人が信頼できない場合は確認はしません)

後は、「大人にならないと」
「周りのようにしっかりしないと」
と絶えず自分を追い込めてしまう傾向もあります。

大人タイプの人はすでに大人なので、
そうしたことを考える必要はないのです。

ただ、こうした傾向は
生まれつきの性格で変えることができないということが、
大事なポイントです。

そして、そうした自分とどう上手に付き合うかということが、
幸せに生き、そして親としても成長するコツになります。

 

子どもタイプが親になると・・・

ちなみに、子育てに自信のなさやしんどさ、
苦しさを抱えやすい親の多くは子どもタイプです。

なので、冒頭で質問された
「子育てにもともと自信がない」
と訴えるお母さんは子どもタイプである可能性が高いです。

子どもタイプの親の場合、
わが子が生まれたときは幸せを感じる一方で、
「これから頑張らないと・・・」
とプレッシャーを感じてしまいます。

そのため、出産前後は周りのフォローが必要ですし、
「この子は一人でもしっかりと育てます」
とはなかなかできないです。

なお、子どもタイプの親は
「厳しく躾ける」ということは苦手な方が多いです。

どちらかというと、

  • 子どもの気持ちを理解して関わったり、
  • 少し距離を置いて友達のような感覚での子育て

が、向いていることが多いです。

この辺りは長所でもあるので、
ぜひその良さを活かして子育てができるようになると、
すごく良い親になれますよ。

ちなみに、子どもタイプのお母さんが
生まれつき性格に合わせた子育てができるようになると、
「ああ、子育てってこんなに楽だったんだ」
と話されることが多いです。

多くの大人タイプの方の価値観に
振り回されてきたのかなと思ってしまいます。

 

どちらが子育てに向いているとかではない

さて、大人タイプと子どもタイプと、
名前だけ見ると
「大人タイプの方が子育てには向いているよな」
と思ってしまいます。

でも、大人タイプと子どもタイプは、
単なる個性なので、

大人タイプの方は向いている、
子どもタイプが親としては向いていない

というわけではありません。

例えば、大人タイプの場合は、
「自分の考えが第一」と思ってしまいがちなので、
子どもに対していらないお節介をしたり、
また子どもの個性を潰してしまうことがあります。

その結果、子どもが過度に反発したり、
自立心が育たなくなってしまって、
社会で生きにくくなるケースがあります。

過保護になってしまって、
却って子どもを苦しめてしまうのも
大人タイプの親に多いです。

 

逆に子どもタイプの親の場合は、
そうしたことはあまりないです。

慎重に理解しながら関わろうとしたり、
ある程度距離を置いて放っておけるので、
子どもの自己肯定感や自立心を養いながら
育てることができやすいです。

あまり踏み込みすぎたり、
過干渉になったりしないんですね。

これは子どもタイプの親の良さだと思います。

子どもタイプの親が子育てに自信を持つために

子どもタイプの親は本来自信が持ちづらいです。

大人タイプの親であれば、
ママ友を作ったりして、
わいわいと楽しく子育てをすることができます。

でも、子どもタイプは
なかなかそれができないんですよね。

「これでいいの?」と不安に感じながら、
それでも誰かに聞いてもすっきりいく答えが返ってこず、
もやもやしながら子育てをしている方が非常に多いです。

実は、子どもタイプの人は常に
「うん、大丈夫。これでいいよ」と
OKを言ってくれる保護者(メンター)みたいな人が必要です。

なので、子どもタイプの人は
積極的にカウンセリングを受けたり、
いろんな人から子育てのテクニックやスキルを学んだりしています。

ただ、ここで大事な注意点があります。

それは、できれば子どもタイプの
カウンセラーやコーチにお願いすることです。

もしくは、子どもタイプの特性に熟知した人に
相談することが大事です。

というのも大人タイプのカウンセラーに子育ての方法を聞くと、
「親としてこうあるべきだ」という視点で話されるため、
子どもタイプの親は苦しくなってしまいます。

その結果、無理してメンタルが崩れてしまい、
それが子どもに伝わってさらにしんどくなる・・・
という悪循環に陥ることも少なくはありません。

なので、自分に合ったカウンセラーやメンターを
見つけることは本当に大事なのです。

その中で、自分らしい関り方を見つけていくことが
子どもタイプの親が楽に生きるためには必要なのです。

参考記事

まとめ

今回は、大人タイプ・子どもタイプという
2つの性格特性から、
子育て論についてお話をしてきました。

ただ、エニアグラムは全部で9タイプあります。

そのため、同じ子どもタイプでも、
違っていることもあります。

今回はかなり大まかにお話し頂いたので、
もしかしたらわかりにくい箇所があったかもしれません。

ただ、


  • 子どもタイプと大人タイプといった2種類の生まれつき性格があること。
  • そして、「子育てが向いていない」「自分はダメ親じゃないか」と思う親は子どもタイプである可能性が高いこと。
  • もし、あなたが子どもタイプであれば、子どもタイプの長所を活かした親になること。
  • そして保護者やメンターとなる人を見つけていくことが大切です。

 

ちなみに、私は子どもタイプのカウンセラーです。

専門は不登校の親支援ですが、
もし、今までの親としての自分に違和感があるようでしたら、
一度エニアグラムの性格分析を受けられませんか?

自身がどのタイプかがわかるだけでも
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田中勝悟

田中勝悟

写真をクリックするとプロフィールへジャンプ

不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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