不登校解決カウンセラーの田中勝悟です。

令和4年度の調査では不登校の数は
29万9千人と言われています。

しかし、不登校になる子だけではなく、
学校に合わないまま、自分を押し殺して登校し続ける
「ギリギリ不登校」の子もいます。

ちなみに平成30年の日本財団の調査では、
不登校予備軍という名称でしたが、
中学生で33万人と推計されました。

詳しいデータはこちらから

当時の不登校の数は中学生で10万人ほどだったので、
単純計算すれば、ギリギリ不登校の子は、
30日以上欠席している不登校の子の
3倍以上はいるということになります。

実は、不登校になった子より、
このギリギリ不登校の方が危ないのです。

今回の話は、そうしたギリギリ不登校の子の
実情とどう考えていけばいいのかについてお話していきます。

動画でもお話しています。

ギリギリ不登校とは?

まず、ギリギリ不登校についてお話しましょう。
日本財団(平成30年)では、次のように定義をしています。

ここでの不登校の定義は、文科省に倣っています。
つまり、年間30日以上の欠席がある生徒のことです。

教室外登校といのうは、
保健室登校や別室登校で登校している生徒です。

部分登校というのは、遅刻・早退をしながらも
何とか学校に行き続けている子のことを指します。

これらの子ども達は何らかのSOSが出せるので、
支援を受けやすいことが多いです。

しかし、問題は仮面登校と定義された子たちです。

仮面登校とは?

ここで仮面登校について、
日本財団の定義を引用します。

参考はこちらから

仮面登校A:授業不参加型

基本的には教室で過ごすが、皆とは違うことをしがちであり、
授業に参加する時間が少ない傾向にある子たちです。

「授業がつまらない」「退屈だ」「他にやりたいことがある」
と訴えることが多いのが特徴です。

仮面登校B:授業参加型

基本的には教室で過ごし、皆と同じことをしているが、
心の中では学校に通いたくない・学校が辛い・嫌だと感じている

一見すると、上手に合わせているので、
なかなかSOSが出せないことが多い。

仮面登校の子の特徴

この子たちの特徴は、
学校への合わなさを感じながらも、
ただ何となく時の流れに身を任せて、
学校に行き続ける子たちがいるということです。

特に、不満や不適応感が表に出ることがないので、
SOSやサインが全く分かりづらいことが多いのです。

また、「毎日つまらない」とぼやくと、
「みんなそんなんだから」と怒られたりするので、
それすらも言わないようにしている子も多いです。

そうした学校が嫌だけども、何とかやり過ごして、
何とか卒業してしまうという子たちでもあります。

なぜこのタイプが危険なのか?

もちろん、学校以外に自分を輝かせる場所がある子なら
そこで生きていく力を伸ばすことはできます。

また、学校を卒業をして、良いご縁に恵まれて、
自分を開花させられる子もいます。

しかし、そういう場がない子、自分の活かし方が
分からない子であればかなり危険です。

なぜなら、そういう子どもたちが社会に出ると、
確実に社会の荒波に飲まれてしまい、
幸せに生きることが難しくなってしまいます。

社会に出る上で必要なこと

私は社会に出る上では最低下の5つは必要であると考えています。


  • 自分を持って仕事ができる
  • 相手と良好な関係を築き、対等に関われる
  • 自分の良さをしっかりと認識できる
  • 言われたことは自分の責任で積極的に取り組むことができる
  • 嫌なことは嫌としっかりと言うことができる

これらがないと社会で生きていくのは
大変難しいです。

実際に、ニートやひきこもりとなる人たちは、
上記のスキルや能力がうまく育っておらず、
社会に出てもすぐに潰されてしまう傾向があります。

ギリギリ不登校の子が社会でつぶれる理由

仮面登校の子たちは、学校の中で神経をすり減らしながら
毎日を過ごしていることが多いです。

そうなると、自分らし生き方がわからないまま成長し、
そして、ただ時間だけが経過し、卒業してしまいます。

発達障害のグレーゾーンと呼ばれる子たちも
子の範疇に収まることが多いですね。

彼らの多くは学校への合わなさを持ちながらも
どうしていいかわらかないまま漠然と過ごしてしまうことが
結構多いのです。

そして、卒業したけど、特にやりたいこと、
頑張りたいことがないまま仕事につきます。

当然ながら、そのモチベーションではうまくできません。

周りから叱責を受けて自信がどんどんなくなってしまいます。

そして、最終的に、仕事を辞めてフリーターや
ニートになってしまうことが多いのです。

ギリギリ不登校の子の共通点

彼らの共通点を一言で言えば、
学校の中での成功体験が圧倒的に少ない
ということです。

人には2種類の人間がいます。

成功体験がなくても頑張れる子と
成功体験が成長には必要な子です。

もし、後者の子であれば、
成功体験が全くない状態というのは深刻です。

自分がどうしたらいいのか、
どう頑張ればいいのかわからない

つまり、自分を見失ったまま、
社会を泳ぐことになります。

言い換えれば、泳ぎ方がわからないまま、
社会に投げ出されたということなのです。

ギリギリ不登校の子が陥りやすい末路

これがなぜ危ないのでしょうか。

私の経験からお話させていただきます。

実は

ひきこもり支援やニート支援の現場では、
ギリギリ不登校と言われる人が
かなりの割合でいます。

学校の枠組みに合わないまま、
ただ、なあなあと過ごしてしまい、
自分がわからないまま投げ出された人たちが多いのです。

そんな彼らの支援は、
まずは社会での泳ぎ方を教えることから始まることが多く、
すぐに就労自立できないケースが多いのです。

そんな彼らを見ていると、
「もっと早い段階で、
自分らしい生き方を学ぶ機会はなかったのか」

と悔しい思いが募ります。

学校の枠に中途半端に適応できたために、
成長する機会が得られず、苦しんでいます。

そして一番も問題は

彼らがSOSが出さないことです。

SOSが全くでないからこそ、
こうしたグレーゾーンの支援はなかなか
進まないという現実があるのです。

〇〇〇になれることはラッキーでもある

こう考えると

不登校になれる子というのは、
実はとても幸運ではないかと思うのです。

不登校になったことで、親も自分を振り返り、
そして子も自分を見直すきっかけになります。

実際に不登校になったことで、
幸せな生き方が見つかったというご家族は
大変

はぴっとのミッション!!

私のミッションは

不登校が幸せに生きる社会を実現し、
「学校に行かないのも選択だ」と胸を張って
言える世の中を作り上げることです。

それが学校に合わないギリギリ不登校の子を
救うことにつながると考えています。

「あ、合わない中で頑張るよりも、
自分に合った場所で成長してもいいんだ」

そう思える子が少しでも増え、
自分らしいく幸せに生きれる子が増えていく。

それが私のミッションです。

そのためには、

不登校を「笑顔で乗り越えた親子」を
たくさんつくること。

そのために今日も臨床を頑張っています。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

私の活動に興味がある方は、
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田中勝悟

田中勝悟

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不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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