不登校は誰にでも起こりうるものではない?本当の原因と解決法とは

不登校の原因と本当の解決不登校の本当の原因とメカニズム
この記事は約6分で読めます。
  • この記事でわかること
    ・不登校の原因がわかるようになります。
    ・不登校の本当の解決がわかるようになります。
質問者
質問者

なんで学校に行けなくなるんだろう?

やっぱり、いじめとか学校の問題?それとも家庭環境?

たなか
たなか

実は不登校の原因はいじめとか学校の問題じゃないんです。

質問者
質問者

ええ?そうなの?じゃあ何が原因なんだろう?

たなか
たなか

今から不登校の原因についてお話していきますね。

世間一般で考えられている誤った原因

不登校の原因について多くの人は、

いじめ
人間関係のトラブル
勉強のつまづき
発達障害・知的障害
教師とのトラブル
家庭環境

と、考える傾向があります。

確かにニュースなどで
「いじめで不登校になった」
「教師の体罰で不登校になった」という報道を見ると、
それらが原因ではないかとついつい思い込んでしまいます。

確かに上記が不登校の原因となる場合もありますが、
多くは原因ではありません。

何より、上記の問題が全く見られないのに不登校になる子もたくさんいます。

何も問題がなく、学校では元気に過ごしていたのに、
ある日急に腹痛や頭痛を訴えて学校に行けなる子もいるのです。

不登校は外側の原因で起こるものではない

不登校は外側の原因で起こるものではありません。

確かに文科省も
「不登校はすべての子どもに起こりうる」
と警鐘を鳴らしていますが、

実際は一部の子どもに起こりうる現象だと考えています。

勉強ができなくても学校に行く子はたくさんいます。
たまに「特別支援学級に行った方がいいのに」と思う子が、
わからないノートを写しながらも元気に学校に行っています。

人間関係が悪化しても、学校に行く子はいます。
むしろ、人間関係でしんどさを感じたことがない人なんて
まずいないでしょう。人はその中で成長します。

発達障害の子どもで毎日学校に行っている子はたくさんいます。

友だちにいじめられても、馬鹿にされても
学校に行き続ける子はたくさんいます。

ちなみに、不登校の割合は令和元年の
文科省の調査では2%程度です。

逆に言えば、98%の子どもは
何らかの形で学校に行っているということになります。

その中には体罰や人間関係、いじめなどのいろんなトラブルに
会いながらも学校に行き続けています。

となると、私には上記の原因で学校に行けなくなったとは
到底思えないのです。

誤った原因を信じた結果の悲劇

また、上記を「本当の原因」と信じ込んでしまうと、
不登校の本当の解決からさらに遠ざかってしまい、
悪化することが多いのです。

いじめが原因だと思って、
「あの子がいじめたから今でも学校に行けないんだ」と考え続けても、
解決になることはありません。

実際、「いじめが原因だ」と思ってしまった結果
お子さんが完全に引きこもってしまい、
その状態が何年も続いてしまうというケースもあります。

子ども自身も
「あの子のせいで私の人生ぐちゃぐちゃだ」と思い続けてしまい、
本当に収集がつかなくなったケースもあります。

そこから家庭内暴力等に発展し、
親の力だけでは解決ができなくなった
ケースもお会いしてきました。

こいうケースを見ていると、
「外側の原因だけで不登校を考えるといかに危険か」
身に染みて考えさせれます。

もちろん、いじめが原因で不登校になったケースもあります。

その場合は、いじめがある程度解決すれば学校に行けます。

しかし、それでも学校に戻ることができない場合、
別の部分が原因なんだという視点が必要となるのです。

いじめで学校に行けなくなった場合は、
まずはいじめの対応が大事です。
実際にそれだけで登校できるようになる子もたくさんいます。
それでも学校に行くことができなかった場合に、
次の原因をベースにしていくことが大切です。

不登校の本当の3つの原因

ここから不登校の本当の原因についてお話をしていきます。

今からお話しする「不登校3つの原因」とは、
日生学園の青田先生がブログでお話しされたことからヒントを得て、
私の臨床経験をベースにして再構築したものです。

この「不登校3つの原因」を理解すればするほど、
不登校の子どもたちの心理状態や
「なぜ学校に行けなくなったのか」が
リアルにイメージできるようになります。

また、正しく理解できるからこそ、
適切な関わり方や「この子に合ったゴール」が
見えてくるようになります。

不登校の3つの原因とは以下のとおりです。

1)繊細さ、独特の感性
2)思春期なって自分らしさが出る
3)生きる力の乏しさ

この3つがそろったとき、不登校になる確率が一気にアップします。

詳しくは下記の記事にそれぞれ書いています。
どうぞご覧ください。

実を言えば、不登校とは
いじめや人間関係、勉強のつまづきが
原因で起こるものではありません。

これらは不登校の単なるきっかけです。

不登校本来の原因を持っている子どもたちが
学校の中で息苦しさを感じ、そしてそのときに
何らかのきっかけに出くわしたときに、
一気に学校に行けなくなります。

もちろん、そういう不登校の原因を持っている子どもたちは、
他の子よりも学校でストレスを抱えやすい傾向があります。

そうした中で息切れを起こしてしまい、
行けなくなるケースもあります。

この時、何も原因が見当たらないように見えます。

しかし、不登校の3つの原因をベースに考えていくと、
多くのお子さんの不登校の本当の原因が見えてきます。

不登校の本当の解決法とは?

不登校の本当の解決は学校に戻ることではありません。
(ここは本当に大事なところです)

将来、子どもが幸せに生きていく力を
どう身に着けていくかというところに
本当の解決があるのです。

学校と言うのは、子どもが社会に生きる方法を学ぶところです。

教育の目的は、子どもが社会で生きられるスキルを身に着けることです。

となると、不登校支援のゴールも自ずと見えてくるはずです。

不登校支援のゴールとは、
「社会で活躍する人間になること」です。

もちろん、活躍の仕方は人それぞれです。

会社員で頑張る人もいます。

起業する人もいます。

幸せな結婚生活を営む人もいます。

芸能界やアーティスト、スポーツ選手として活躍する人もいます。

学校に行っていなかったとしても、
「幸せな人生」を歩める大人になっていくということ。

そこに不登校支援の本当のゴールがあるのです。

そして、それは「良好な親子関係」の中で
できるものだと考えています。

そのためには、
不登校の原因をベースにして
親がお子さんを適切に理解すること。

これに尽きます!

まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

この記事のまとめです。

  • いじめや人間関係、勉強の遅れは不登校のきっかけであって原因ではないこと
  • 不登校は全ての子どもに起こりうるのではなく、特定の原因を備えている子がなるものであること。
  • 不登校の原因は3つ、「繊細さ、独特の感受性」「自分らしさ」「生きる力の弱さ」がそろっているということ
  • その3つの原因をベースに考えていくのがコツであること
  • 不登校支援のゴールは学校復帰ではなく、「社会で幸せに生きること」であること。

このブログではそうしたお子さんの理解の仕方と
それをベースにした支援の仕方、
そして私なりの不登校の考え方についてお話をしています。

ではでは、失礼いたします。

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