いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中勝悟です。

かなり昔ですが、
不登校のカウンセラーをしている人から

「不登校の子は目立ちたがり屋の子が多い。
学校の中で目立たなくなるのが苦痛になって
不登校になるんだ」

と教えてもらったことがあります。

当時は、「へーそんなんだ」と思っていたのですが、
実際に不登校臨床をするうちに、
目立ちたがり屋の子は結構多いと感じています。

体感としては
6割くらいかなという印象です。

後は「目立ちたくない人」が2割
「どちらでもないひと」が2割、

それくらいの割合かなと臨床経験から感じています。

目立ちたがり屋をエニアグラムで言うと・・・

これは私がエニアグラムを通して性格分析をした結果、
目立ちたがり屋と言われる、
長男タイプと二男タイプが圧倒的に多かったことに由来しています。

長男タイプの特徴については以下の通りです。

長男タイプは周りからちやほやされたり、
注目されたりすると、元気になる気質です。

逆に、いつも通りの日常が淡々と過ぎて行ったり、
目立てるところが全くないと、
精神状態が悪くなるところがあります。

 

また二男タイプの特徴も以下の通りです。

次男タイプも目立ちたがり屋で、
不登校になりやすい傾向があります。

ただ、長男タイプとは違ってしっかり者に見え、
コツコツと努力型のところがあります。

また、長男タイプは自分の本心を正直に話しますが、
次男タイプは本音を言わず、信頼できないと思うと、
一気に心のシャッターを降ろすところがあります。

長男タイプは派手に目立つ、
次男タイプはそっと目立つ、

という感じですかね。

ちなみに、同じようにお父さんタイプも目立ちたがり屋ですが、
そもそもお父さんタイプは少ないためか、
不登校支援の現場ではあまりお目にかかりません。

仮に不登校になったとしても、
どちらかというと非行少年になっていることが多いと思います。

目立ちたがり屋が不登校になりやすい理由

目立ちたがり屋が不登校になりやすい理由として、
一番は学校の中で目立ったり、輝ける場がなくなるためです。

例えば、学校の中で注目されていた子が、
ある日、急に無視されるような環境に陥った場合、
学校にけなくなってしまう可能性は大分高くなります。

目立ちたがり屋の二男タイプと長男タイプは、
通称「子どもタイプ」と呼ばれます。

子どもタイプは逆境に弱いという傾向があり、
困難な状況で心が潰れやすいという共通点があります。

例えば、部活でレギュラーとして活躍していたけど、
できる後輩がたくさん入ってきて、活躍の機会がなくなって
不登校になってしまったというケースは結構あるのです。

また、担任や周りから怒られたり、罵倒されてしまって、
そこから心が崩れてしまったという子もいます。

目立ちたがり屋は目を付けられやすい

ちなみに、長男タイプと二男タイプの一番の違いですが、
長男タイプは何かしら怒られることが多いというのがあります。

常にスポットライトを浴びていたいので、
ふざけて見たり、調子に乗りすぎたりするところがあります。

一方で、二男タイプは調和型と言われているので、
うまく周りに合わせながら、タイミングを見て注目を得ようとします。

で、長男タイプの場合、
担任から叱責されるというケースが多いのです。

先生から目をつけられてしまい、常に怒られるので、
周りからの目線も怖くなってしまって、
学校に行けなくなってしまうということがあります。

また、次男タイプや長男タイプは周りからいじめられることも多いです。

もちろん他のタイプでもありますが、
彼らは目立ちたいので、他の目立ちたい子から嫉妬されてしまい、
いじめのターゲットにされるケースがあります。

そこで学校に行く心が折れてしまい、
不登校になってしまったというケースにたくさん出会ってきました。

母親が不安定になると不登校になりやすい

あと、大事なことを一つ。

長男タイプと二男タイプは共にお母さんっ子です。

そのため、お母さんの対応や心理状態に
大きく影響を受けやすいという傾向があります。

母親が周りを気にし過ぎて過干渉気味になったり、
いつも心理的に不安定であったりすると、
そこでエネルギーが消耗してしまい、
学校に行くためのエネルギーが枯渇してしまうのです。

長男タイプや二男タイプはともに
お母さんの言動に左右されやすいところがあります。

そのため、お母さんが元気になったり、
その子に合った関わり方ができるようになったりすると、
精神状態が改善して、不登校が解決するケースは多いです。

目立ちたがり屋の不登校の子の対応の仕方

次男タイプにしても長男タイプにしても
良いところを見つけていく」ことが大切です。

特にネガティブな面や悪いと思ったところには目をつぶり、
良いところを探して対応をしていくということが大事になります。

すると、本来は目立ちたがり屋なので、
目立つためにはどうするか?を一生懸命考えるようになります。

そうなってくると自分から、
「こういう風にしたい」と考えて行動するようになります。

あと、お母さんが元気で明るくなれると、
メンタルは改善しやすいですね。

いつもしんどそうで、不安でいっぱいだと、
長男タイプ、二男タイも不安になって元気がなくなってきます。

つまり、お母さんが元気になって、
その子の話を楽しそうに聴いていき、
良いところを見つけて伸ばしていくような関わりが
大切だといえます。

不登校の子を育てる上でで大切なこと

以上、今回は目立ちたがり屋の不登校の子への対応についてお話しました。

ここで大事なことは、
子どものタイプによって対応が変わるということです。

例えば、長女タイプや末っ子タイプの場合、
お母さんが明るく元気でいると、
「こんなに苦しんでいるのに、何笑顔でいるんだ!!」
と逆効果になってしまいます。

また、長男タイプの子で、かなりメンタルが悪化していると、
いくら褒めたり、良いところを見つけようとしても響きません。

お母さんが何とか学校に行かせようという気持ちが残っていると、
「どうせ学校に行かせるために嘘を言っているんだろう?」
と、すぐに見抜いてしまいます。

大切なのは、
不登校の子どもをしっかりと理解した上で、
その子に合った関わりをするということです。

その上で、親も子も
共に成長していくということが大切です。

今回のエニアグラムのお話は、
そうした子どもを理解するための一つのツールであると
思っていただければと思います。

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田中勝悟

田中勝悟

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不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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