この記事でわかること

  • 不登校の初期対応のポイントがわかります
  • また長期不登校の子の関わり方も見えてきます
  • 親として何を大切にして支援をすればいいかがわかってきます。

不登校が悪化するたった一つの理由

不登校の子どもの将来については、
多くの子は結婚したり、社会に出て働いたり、
それなりに幸せに生きています。

最近は「私も不登校でした」という
元不登校の芸能人も増えてきました。

それは喜ばしいことなのでが、
その裏ではひきこもりやニート化してしまい、
不幸な人生を過ごす子も少なくはありません。

なぜ、こんな差が生まれるのでしょうか?

理由は、たった一つです。

親子関係が悪化しているからです。

親子関係が悪くなると、確実に子どもの不登校は悪化してしまいます。

今回はその理由についてお話をしていきます。

 

不登校を悪化させる3つの「ナイ」

多くの不登校支援はノウハウ特化型です。

例えば、

「子どもの良いところを褒めましょう」
「話をしっかりと聴きましょう」
「まずは別室登校からスタートしましょう」
「ゲームやスマホは厳しく躾けていきましょう」
「まずは何も言わないで見守りましょう」
 
こうしたノウハウを中心とした支援はよく見られています。

 

しかし、これらのノウハウだけでは、
不登校が悪化・長期化してしまう可能性は高くなるのです

その理由は、ノウハウだけの支援には
3つの「ナイ」に陥ってしまうためです。

それは、

  1. 子どもの性格特性を理解しない
  2. 親子関係の状態を見ない
  3. 親子が成長しない

この3つの「ナイ」に陥ったまま
ノウハウだけで不登校を何とかしようとすると、
確実に親子関係が悪化してしまい、不登校は悪化します。

ちょっと考えてみましょう

ちょっと考えてみてください。

今、あなたは子どもが喜んでくれるご飯を作ろうとしています。
その時、まずは何を考えるでしょうか?

最初に何が好きか、どんな味が好みかを
子どもの好き嫌いを考えようとしますよね。

また、アレルギーがないかどうかも確認すると思います。

それを無視してレシピだけで料理を作ろうとはしないはずです。

ましては、卵アレルギーなのに、子どもが喜ぶと思って
「オムレツ作ろう」なんてことは思わないでしょう。

で、子どもがおいしいと思ったらうれしくなって
もっとおいしく作ろうと考えようとします。

そうやってお母さんの料理の腕は上がっていきます。

 

それと同じことが不登校の支援では言えるのですが、
残念なことに、多くの不登校支援では
子どもがどんな性格なのか、
どんなことに興味を持って、何が好きで嫌いか。

そうした大事なことを無視してノウハウだけ学んで、
支援しているという実態があります。

要は嫌いなものを食べさせられ続けているような
支援が多くの現場は行われているのです。

その結果、その子は学校だけではなく、
親や周りの大人も嫌いになり、一人ぼっちになってしまいます。

 

孤独になると精神状態は悪化する

孤独に強い人、弱い人は
生まれつき性格である程度決まっていますが、
やはり一人ぼっちになると、メンタルは悪化します。

ある子はふさぎ込んだり、やる気をなくしたり、
自暴自棄になったり、落ち込み続けたり。

その状態で、
ノウハウ特化型の支援を続けるとどうなるでしょうか?

それは例えば、
辛いものが食べられない子どもに対して、
「食べていたら慣れるから、無理してでも食べなさい」
というのに似ています。

もしくは「アレルギーなんて食べ続けたら治るよ」と、
卵焼きを強引に食べさせるようなものです。

こんなことを続けていたら、
子どもはその食材だけではなく、
食べること全般が嫌になります。

 

不登校を例に言えば、
学校に行かせようとあの手この手を使った結果、
「親は自分の苦しみをわかってくれない」と言って、
余計に大人に対して不信感を抱かせます。

実は、こうしたノウハウ特化型支援をした結果、
親や周りを信じられず、自暴自棄になってしまった子は
たくさんいるのです。

その結果、不登校が悪化してしまい、
子どもが不幸な人生を歩んでしまうことになります。

不登校支援の最初のゴールは親子関係を良くすること

不登校の子どもの最大のゴールは
「子どもが幸せな人生を送れるようにすること」
ですが、

あまりにも長期化している場合、
また悪化している場合は、

まずは親子関係を良くすること
ゴールにしてみてください

といつもお話しています。

 

というのもこれが不登校支援の土台になるからです。

ちなみに、不登校解決に必要なのが3つのステップがあります。

  1. 子どもの性格特性を正しく理解していく
  2. 親子の絆を深めていく
  3. 絆を通して親子が成長していく

これを私は「3つのいく(育)」と呼んでいます。

多くのノウハウ特化型支援では、
「子どもを正しく理解していく」という最初のステップについては
あまり触れられていません。

多くの専門書では、
「不登校の子は様々だから」とスルーされやすいのが現実です。

 

しかし、家を建てるには基礎工事が大事というように、
子どもをしっかりと理解し、親子の絆という土台が作れないと、
子ども達をサポートすることはまずできないです。

そのため、本来の不登校支援は
「子ども理解特化型支援」
であるべきだと私は考えています。

最悪の失敗をしても立ち直れる

私のカウンセリングでは、
すでに100万以上のお金をつぎ込んだけど、
むしろ悪化してしまったという人も来ます。

中にはしゃべるだけで子どもがいら立ち、
暴言・暴力に発展するので、
何度も警察を呼んだという方もおられます。

そういう方に対しても
カウンセリングでは親中心です。

子どもと関わることはほとんどありません。

で、お母さんには「子ども理解」を中心にして
カウンセリングを進めていきます。

本当は子どもには充電が必要なんだけど、
親という充電器のプラグが全くかみ合っていないせいで、
どんどんエネルギーが漏れ出しているような状態です。

まずはそこからスタートします。

お母さんが子どもを理解するコツがわかってくると、
その子に合ったプラグに変わろうとし出します。

そると、親という充電器とその子がピッタリ合うようになります。

そこからが本当の充電ができるようになっていきます。

家の中でずっと暴れていた子が、
私のカウンセリングを受け続けた結果、
最近は子どもと旅行に行けるようになりました。

つまり、親が子どもを理解する方法を知ったことで、
その子に合った関わり方ができるようになり、
その結果子どものエネルギーがどんどん充電されていったのです。

このやり方はリストカットをしている子や、
昼夜逆転している子にも有効だと確信しています。

一番伝えたいこと

つまり何が言いたいかというと、
子どもが不登校になり始めたときに
一番してほしいことは
子どもの特性や性格を知り、
その子の苦しさやしんどさを理解していくということです。

それが最初にできれば、確実に子どものエネルギーは充電され、
頑張りだすようになります。

ノウハウ型特化支援ではなく、
子ども理解特化型支援でいくことが
幸せに生きる力を身に着ける上で、
とても必要なことだと言えるのです。

まとめ

今回は不登校で失敗しないうえで大切だと感じていることをおはなしさせて頂きました。


  • ノウハウ特化型支援は不登校を悪化させてしまうケースが多い
  • 「3つのナイ」ではなく、「3つのいく(育)」を意識して、子どもを理解していくことが支援の第一歩
  • 「子ども理解特化型支援」をすれば、最悪の状態にある子どもでも親子の絆で救うことができる

実は私たちは皆、自分の世界だけで相手を判断しています。
親も自分の見方だけで、子どもを理解しようとしているため、
子どもとの関係にズレが出てしまうのです。

そのズレを修正るために、子どもが選んだ行動が不登校だったりします。

まずは、子どもの理解をしていくこと、
そして親子関係を良くしていくことに焦点を当てて
サポートをして行くことが、不登校解決の近道なのです。

 

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田中勝悟

田中勝悟

写真をクリックするとプロフィールへジャンプ

不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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