ここでは不登校の原因についてお話しています。
不登校の本当の原因は〇〇と学校が合わないこと
不登校の原因は
親の子育ての在り方や学校の問題ではありません。
本当の原因は子どもの感性が学校に合わないことです。
例えば、万人が働きやすい会社はないはずです。
また、全ての子どもに合った学習塾もないはずです。
さらに言えば、
全ての人と相性を良くすることなんてできるわけがありません。
当然ですが、全ての子どもに合う学校と言うのも
世の中には存在しないのです。
合わない中で起こる3つの「モウ」
そして、合わない中で子どもは一生懸命に頑張ります。
そうなると、3つの「モウ」を起こしてしまい、
学校に行くエネルギーがなくなってしまうのです。
では、その3つの「モウ」とは
- 子どもの感受性が消耗して、
- 個性が摩耗して
- 生きる力そのものが減耗する
ということです。
合わない学校で頑張る中で、
上記のプロセスを経て「心のエネルギー不足」となり、
学校に行けなくなってしまいます。
多くの不登校支援が失敗する理由
そして、残念ながら、
多くの不登校支援のノウハウや対応は
こうしたプロセスを理解しないまま
「どうしたら学校に行くか」
という視点だけで行われがちです。
つまり、ガソリンが切れている車を
「どうやって動かすことができるか」
と必死に頑張って、叩いたり、押したりしている。
そして動かない車に対して、
「なんで動かないんだ!!」
と怒って叩いたりするけれど車は動かない。
その中で車はどんどんボロボロになっている。
こうした現実は不登校の現場では良くあるのです。
まずはなぜ車が動かないのかをしっかりと理解して、
ガソリンが切れているのであれば、
補給する、充電するということが必要です。
不登校支援に大事なもの
不登校のサポートをして行く場合、
「3つのモウ」という視点から、
子どもに何が起こっているのかを理解していくことが
第一歩になります。
不登校の解決の基本は、
子どもの性格特性や背景にある「3つのモウ」を
理解することから始まります。
例えば、家を作る場合、
いきなり柱を立てたりはしないはずです。
その土地の状態をしっかりと調べて理解をした上で、
その環境に適した材料で土台を作ることから始まります。
これと同じで、不登校を解決するためには、
子どもの性格特性を理解し、
親子の絆という土台をしっかりと構築してから
始めないといけません。
まずは子どもの理解からスタート
そのため、当ルームのカウンセリングでは、
子どものことをしっかりと理解することから
スタートします。
「3つのいく(育)」の一番目です。
多くのお父さん、お母さんは、
なぜ子どもが不登校になるのか、
知らないまま、関わっています。
その結果、どんどん悪化してしまい、
迷いながら毎日を過ごしているのです。
まずは3つのモウを知って、
わが子がどういう状態なのかを
理解することから始めましょう。
それだけでも
不登校解決の大事な一歩を踏み出しているのです。
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