カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
今回は、私が主催するオンラインスクール「不登校の親の学び場」
感じたことをお話します。
目次
不登校に「頑張っている」が禁句になる子
「子どもに『頑張っているね』というと、
という経験をされた方、結構多いんじゃないでしょうか。
嫌な顔をされるだけではなく、
「なんだよ、その言い方!」と怒りだしたり、
急に真顔になってその場から離れたり、
空返事をしたりするかもしれません。
どこか、しっくりと来ない感覚、
「なんか違う」
なぜ嫌がるのか?
ちなみに、私自身も「頑張っているね」
特に苦しい状況にいる時、上手く行った時に、
周りから「頑張っているね」と言われると
すごく違和感を感じるタイプの人間です。
これを今回はキャラ診断の観点からお話をしたいと思います。
キャラ診断についてはこちらをご覧ください。
「頑張っている」が響く子と響かない子
キャラ診断で言うと、
「頑張ってね」が響くタイプは、
お母さんタイプや、末っ子タイプ、
長男タイプは「頑張っているね」と言われると、
「いや、頑張っている気はしないんだけど・・・」と感じます。
これは他の長男タイプの人に聞いても
「頑張っていると言われると違和感がある」
と言います。
そう言えば、長男タイプの人に、
「すごく頑張っていますね」と言うと、
「いや、頑張っていないよ」と素で返されたこともありました。
なので、長男タイプに共通の感覚ではないかと思います。
不登校の子に「頑張っているね」が合わない理由
で、不登校の子で長男タイプは非常に多いです。
オンラインスクールの会で8人ほど参加されたら、
全員が「お子さんが長男タイプ」だったこともあります。
それぐらい多いので(体感としては半分以上)
不登校の子に「頑張っているね」
ただ、お子さんが「お母さんタイプ」「末っ子タイプ」であれば、
「すごいね、よく頑張っているね」
とタイミングを見て声掛けをするのは効果的でしょう。
もちろん、その子が本当に頑張って向き合っていて、
それを労いたいという気持ちが親にも起こっていることと、
子どもとの関係が良いというのが前提になりますが・・・
響くのは「○○だね」という言葉
では、長男タイプが苦しい中、頑張っている、
必死にもがいている時、どんな言葉が響くのでしょうか?
これは私もそうなんですが、
他の子にも聞くと「頑張っている」よりも次の言葉が響きます。
「苦しい中、よく耐えているね」
「そんなしんどいのに、よく耐えているよ」
「頑張っている」よりも「耐えている」の方が長男タイプには
響くようです。
ちなみに、お母さんタイプは「頑張っている」の方が
嬉しいみたいですね。
キャラ診断でその子に合った声掛けを見つけよう
キャラ診断を勉強すると、
気質によってこうした言葉のニュアンスで受け取り方が
違うというのが見えるようになってきます。
これが「子どもに合った関わり方を見つけて、
その親子らしい絆の深め方を見つけていく」
ということに繋がってきます。
そして、親子の成長につながり、
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