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いつも読んでいただいてありがとうございます。不登校解決カウンセラーの田中勝悟です。

この記事でわかること!!

  • 不登校の子の気持ちが「分からない」と感じてしまう理由
  • 学校の前で体が固まってしまう「拒絶反応」の正体
  • 不登校の本当の原因と、まず大人ができること
質問者

子どもが何を考えているのか、正直まったく分かりません。なぜ学校に行けないのかも分からないまま、必死に向き合ってきて、もう疲れてしまいました…。

田中

そのお気持ち、本当によく分かります。実は「分からない」と感じるのは、決して特別なことではないんです。今日は、不登校のお子さんが体や心の中で何を感じているのか、その背景についてお話しします。

結論からお伝えすると、多くの方が「不登校の子の気持ちが分からない」と感じるのはごく自然なことです。
体の面でも、学校を前にして起こる反応や、その背景にある苦しさには、ちゃんとした理由があります。
以下で順番にお話ししていきます。

私は公認心理師・臨床心理士として、これまで数多くの不登校のご家庭と関わらせていただいてきました。
その経験も踏まえながら、今回のテーマについてお話ししていきます。

動画でもお話ししています

なぜ不登校の子の気持ちは分かりにくいのか

不登校のお子さんの気持ちが実感として分かる人は、ご自身が不登校を経験したか、不登校支援を仕事にしている方くらいで、ほとんどいません。

ですから「分からない」と感じるのは、決しておかしなことではないのです。

分かりにくさに拍車をかけるのが、家でゲームや動画ばかりしているお子さんの様子です。
「学校に甘えているだけなのでは」
「サボっているようにしか見えない」
と感じてしまうのは、本当によくあることだと思います。

実は僕自身も、以前は不登校のお子さんを見て、そう感じてしまっていた時期がありました。

親もいろんなことを試します。
朝、布団から出ようとしない子どもを何とか起こそうとしたり、玄関先まで連れて行こうとしたり、車に乗せて学校まで送ろうとしたり。
それでも子どもは玄関や車の中でずっと泣いていたり、連れて行ったと思ったら後になって「学校に来ていない」と先生から連絡が入ったり。そうした状況に直面すると、愕然としてしまいます。

そんな経験をされた方も、決して少なくないと思います。

そうした中で、「もしかして甘えやサボりではないのかもしれない」と感じ始めても、では何が理由なのかが分からず、しっくりこないまま苦しい時間を過ごされている方も多いのではないでしょうか。

学校の前で体が固まるのはなぜか

学校の門をくぐろうとすると、急に体が重くなったり、景色が変わって見えたり、体が震えたり、息が苦しくなったりする。
これは、心理的なストレスに対する体の拒絶反応で、医学的にも「心身症」の一種として知られているものです。

厄介なのは、周りの友達は普通に学校へ入っていく中で、自分だけにこうした反応が起きるということです。
お子さん自身も「なぜ自分だけこうなるのか」が分からず、混乱してしまいます。

本人としては学校に行きたい、友達と遊びたい、勉強もしたいという気持ちを持っていることも多いのですが、それでも体がついていかないのです。

先生や親御さんに理由を尋ねられても、友達関係や先生が怖い、授業が嫌だといった答えは出てきます。
しかし、本当のところは自分でも言葉にできない、というのが本音であることが少なくありません。
「学校が苦しい」という感覚そのものは確かにあるのに、それをうまく言語化できずにいるのです。

不登校の本当の原因とは何か

不登校の本当の原因は、感受性の高さゆえに、学校という環境の中で感じてしまう「わけのわからない苦しさ」にあります。

不登校のお子さんの多くは、感受性が高く繊細な傾向があると言われています。

下記の記事でも詳しくお話しています。

こうした傾向があると、学校の中で息苦しさを感じるようになります。
学校とは本来、いろんなことをスルーすることを求められるところだからです。

例えば、休み時間のざわつき、先生が大声で怒る声、陰口を言う子の声、人が多い空間、合わせないといけない同調圧力など。
こうしたことに敏感に反応してしまい、また苦しくなってしまうのが不登校の子に見られる特徴です。

しかし、友達は同じような状況に直面しても、何もストレスを感じずに過ごしています。

「自分がおかしいのか?」と思いながらも、そのストレスは徐々に心と体を蝕んでいきます。
でも、なぜしんどいのかがわからず、当の本人も「わけがわからない」と言います。

こうした「わけのわからない苦しさ」を抱えながら、それでも学校に行こうと必死に頑張っているお子さんの姿があります。

まずはその頑張りと苦しさを、大人が理解していくことが何より大切なのです。

学校に行けず悩んでいる子どものイメージ

まずは「知る」ことから始めてみることが大事

こうした拒絶反応や苦しさは、決して珍しいものではなく、多くの不登校のお子さんに共通して見られるものです。

まずは大人がそのことを知り、理解していくこと。それが、お子さんとの関わり方を見つけていくための、最初の一歩になります。

なお、体の症状が強く出ている場合や、長く続いて心配な場合は、一人で抱え込まず、医療機関にも相談してみることも大事です。

でも、それ以上に、お父さん・お母さんが、その子の苦しさ、しんどさを理解していくということが必要です。

ご両親がその苦しさをわかるようになると、子どももやっと安心してエネルギーを充電することができるようになってきます。

それが不登校解決の第一歩となります。

まとめ

不登校の子の気持ちが分からないのは自然なことであり、体の拒絶反応や「わけのわからない苦しさ」の背景にあるものを知ることが、理解への第一歩になります。

  • 「子どもの気持ちが分からない」と感じるのは、決しておかしなことではありません
  • 学校の前で体が固まってしまうのは、多くの不登校のお子さんに見られる拒絶反応です
  • その背景には、子ども自身も言葉にできない「わけのわからない苦しさ」があります

まずは、お子さんが感じている苦しさそのものを、知ることから始めていただけたらと思います。

もし、その具体的な理由を知りたい方は下記のメール講座やセミナーで詳しくお話しております。

不登校の子どもを理解するヒントを知りたい方へ

不登校の子どもと向き合う中で、

「どう関わればいいのか分からない」
「子どもの気持ちを理解したい」

そう感じることは少なくありません。

私は普段のカウンセリングや相談の中で見えてきた
不登校の子どもの心理や親子関係の整え方について、
セミナーやメール講座でもお伝えしています。

もし関心のある方は、以下からご覧ください。

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田中勝悟

田中勝悟

写真をクリックするとプロフィールへジャンプ

不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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