で、頑張って登校しようとすると、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。

この時に、一番やってはいけないのは、
親や大人が「お、学校に行った!よかったよかった」と
手放しで喜んでしまうことです。

そうなると、
お子さんはせっかく貯めた心のエネルギーをすぐに切らしてしまいます。

親や大人との間にズレがあると、
子どもはなかなかエネルギーを充電できません。

その中で、必死に頑張って学校に行こうとしてしまうのです、

当然ですが、
頑張ったところで待っているのは神経をすり減らす日々です。

なので、すぐに潰れてしまいます。

子どもが再登校を乗り越えるためには、
こうした不登校のメカニズムをしっかりと理解していくことが必要不可欠なのです。

 

親が知っておくべき「3」の法則

もし、子どもが新学期から学校に行きだしたとき、
親はどうしたことに気を付ければいいでしょうか。

私は3の法則に沿って子どもを見守ることをお勧めします。

まず、学校に行きだした1日目は誰もが心配するものです。
そこで最初の3日間は同じように子どもに注意を向けてください。

そこを乗り越えたら次は1週間です。

その辺りでしんどそうにしていたら、
タオルを投げる、つまり親の方から
しんどそうだから、今日は学校休んだらどう?
と声をかけてみてください。

子どもの方でいろいろ言うかもしれません。
「でも、学校に行かないと、
ここで休んだら潰れちゃう、前に戻っちゃう」
と不安を話し出したら

「大丈夫だよ。他でもあなたらしく頑張れるところあるし、知っているよ」
と受け止めてください。

それだけで、子どもは自分を許すことができるようになります。

で、同じように1か月、3か月と子どもを見守っていきましょう。

1日目、3日目、1週間、3週間、1か月、
3か月単位で「どう?しんどくない?」と子どもに今の状態を聞いていくことが大切です。

要は3を区切りにしながら、子どもの状態を確認するということが大切なのです。

 

〇〇君スペシャルを用意しよう

ちなみに、再登校の後、子どもが学校に慣れるまでは、
〇〇君スペシャル
といった特別な配慮をしていくことが大切です。

ただ、これは学校に慣れるまでです。

子どもはいつまでも特別扱いされたいわけではありません。

〇〇君スペシャルについては、
例えば、休憩部屋を用意しておくとか、
保健室や別室で少し休んでから教室に入るとかがあります。

そういった細かい配慮をすることで、
子どもが学校で過ごしやすくなります。

ちなみに、この配慮の目的は
無駄なエネルギーの消費をさせない」ことです。

どうしても学校の行き始めはエネルギーを大きく消耗させてしまうので、
それを少しでも抑えていくような配慮をしていくことが必要なのです。

あとは、声掛けや「いつも気にかけている」
といったメッセージはエネルギー充電になります。

こうした配慮を子どもと話し合いながら決めていけるといいですね。

そのためには、やはり関係を作り上げていくということが大切になると思います。

 

まとめ

この記事のまとめです。


  • 新学期に登校できるかどうかについては、子どもが「頑張りたい」と思えるエネルギーがあることが前提。
  • どうしても「頑張りたい」とまで思えない状態では、新学期に登校する可能性はかなり低くなる。
  • 再登校しだしたら、なるべくエネルギー切れをしないで頑張れる配慮があるとOK。ポイントは「3の法則」と「〇〇君スペシャル」。

ちなみに、「3の法則」「〇〇君スペシャル」は下記の本を参考にしています。

不登校・ひきこもりの支援をする人にとっては最高の解説書だと思っています。

最後に不登校解決の主役は子どもです。
親や先生やそれをサポートすることが仕事になります。

そうした不登校支援の原則に沿って子どもの頑張りを応援していきたいものです。

 

4月がチャンスとならない子もいる

ただ、4月がチャンスとならない子も当然ながらいます。
例えば、昼夜逆転があり、親子関係も悪化していて、
家での会話も全くない場合、
4月以降に学校に行きだす可能性はかなり低くなります。

もちろん、春休み中に「学校に行く」と言って
4月に入って急に生活習慣を取り戻す子もいます。

そうしたこの場合は、
ぜひ入学式前日の様子を見ていてください。

おそらく12時過ぎても寝ようとせず、
下手すると朝まで起き続けてそのまま登校する場合があります。

その場合は、
「あ、これ3日持たないな」
と親として覚悟が必要です。

再度行けなくなった場合は、
「頑張ったね」と受け止める姿勢が大事です。

それだけで、
子どもはまずは頑張れた自分を受け入れることできるようになります。

 

そもそも不登校の子は学校でストレスを受けやすい

そもそも学校に行くというのは、
かなり頑張らないといけないものなのでしょうか?

私たちの多くは、何も考えずに学校へ行っていたと思います。

そのため、多くの人は、
「学校少し休んだからってすぐに行けるよ」
と簡単に考えてしまっています。

だから学校に行けない子どもを見ると、
「なぜ行けないの?甘えているだけだ」
思ってしまいます。

実は、不登校の子にとって、再登校と言うのは
かなりハードルが高い
ということを知る必要があります。

学校への合わなさを持っているお子さんは、
学校から受けるストレスが人一倍高いのです。

でいったん学校を休むと、だんだんとハードルが高くなります。

そうした中で再登校をしようと頑張っているのです。

 

頑張って学校に行くと潰れやすい

で、頑張って登校しようとすると、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。

この時に、一番やってはいけないのは、
親や大人が「お、学校に行った!よかったよかった」と
手放しで喜んでしまうことです。

そうなると、
お子さんはせっかく貯めた心のエネルギーをすぐに切らしてしまいます。

親や大人との間にズレがあると、
子どもはなかなかエネルギーを充電できません。

その中で、必死に頑張って学校に行こうとしてしまうのです、

当然ですが、
頑張ったところで待っているのは神経をすり減らす日々です。

なので、すぐに潰れてしまいます。

子どもが再登校を乗り越えるためには、
こうした不登校のメカニズムをしっかりと理解していくことが必要不可欠なのです。

 

親が知っておくべき「3」の法則

もし、子どもが新学期から学校に行きだしたとき、
親はどうしたことに気を付ければいいでしょうか。

私は3の法則に沿って子どもを見守ることをお勧めします。

まず、学校に行きだした1日目は誰もが心配するものです。
そこで最初の3日間は同じように子どもに注意を向けてください。

そこを乗り越えたら次は1週間です。

その辺りでしんどそうにしていたら、
タオルを投げる、つまり親の方から
しんどそうだから、今日は学校休んだらどう?
と声をかけてみてください。

子どもの方でいろいろ言うかもしれません。
「でも、学校に行かないと、
ここで休んだら潰れちゃう、前に戻っちゃう」
と不安を話し出したら

「大丈夫だよ。他でもあなたらしく頑張れるところあるし、知っているよ」
と受け止めてください。

それだけで、子どもは自分を許すことができるようになります。

で、同じように1か月、3か月と子どもを見守っていきましょう。

1日目、3日目、1週間、3週間、1か月、
3か月単位で「どう?しんどくない?」と子どもに今の状態を聞いていくことが大切です。

要は3を区切りにしながら、子どもの状態を確認するということが大切なのです。

 

〇〇君スペシャルを用意しよう

ちなみに、再登校の後、子どもが学校に慣れるまでは、
〇〇君スペシャル
といった特別な配慮をしていくことが大切です。

ただ、これは学校に慣れるまでです。

子どもはいつまでも特別扱いされたいわけではありません。

〇〇君スペシャルについては、
例えば、休憩部屋を用意しておくとか、
保健室や別室で少し休んでから教室に入るとかがあります。

そういった細かい配慮をすることで、
子どもが学校で過ごしやすくなります。

ちなみに、この配慮の目的は
無駄なエネルギーの消費をさせない」ことです。

どうしても学校の行き始めはエネルギーを大きく消耗させてしまうので、
それを少しでも抑えていくような配慮をしていくことが必要なのです。

あとは、声掛けや「いつも気にかけている」
といったメッセージはエネルギー充電になります。

こうした配慮を子どもと話し合いながら決めていけるといいですね。

そのためには、やはり関係を作り上げていくということが大切になると思います。

 

まとめ

この記事のまとめです。


  • 新学期に登校できるかどうかについては、子どもが「頑張りたい」と思えるエネルギーがあることが前提。
  • どうしても「頑張りたい」とまで思えない状態では、新学期に登校する可能性はかなり低くなる。
  • 再登校しだしたら、なるべくエネルギー切れをしないで頑張れる配慮があるとOK。ポイントは「3の法則」と「〇〇君スペシャル」。

ちなみに、「3の法則」「〇〇君スペシャル」は下記の本を参考にしています。

不登校・ひきこもりの支援をする人にとっては最高の解説書だと思っています。

最後に不登校解決の主役は子どもです。
親や先生やそれをサポートすることが仕事になります。

そうした不登校支援の原則に沿って子どもの頑張りを応援していきたいものです。

 

新学年は再登校のチャンスというけど本当?

最初に考えたいのは、
新学年は再登校のチャンスと書かれている本が多いですが、
これって本当でしょうか?

答えは半分本当で、半分は間違いです。

まず考えたいのは、再登校のチャンスって誰にとってなのか?と言うこと。

この場合は、
もちろん子どもです。

なので、子どもがどう思っているかが大事なポイントになります。

新学年の始業式で学校に行ける子はどんな子?

子どもが
「学校に行きたい。でもあのクラスじゃだめだ!」
と思っている場合は、新学年は再登校のチャンスと言えます。

この場合、担任との相性が全く合わなかったり、
クラスの人間関係が悪かったりといったケースは当てはまるでしょう。

また、別室登校を続けていて、その子が
「友達には関われる。
でも教室に行くことを考えると緊張する。不安だ」
と言う場合、周りの先生や友達が背中を押して、

新学期から頑張り始めるということもあります。

この場合の共通点は、
子どもが「教室に戻りたい」と強く思っていて、
また戻れるエネルギーがあって、後はきっかけだけ・・・
となっているということです。

そうであれば、
4月は再登校の大きなチャンスです。

ぜひ、このチャンスを逃さないでいただきたいと思います。

 

4月がチャンスとならない子もいる

ただ、4月がチャンスとならない子も当然ながらいます。
例えば、昼夜逆転があり、親子関係も悪化していて、
家での会話も全くない場合、
4月以降に学校に行きだす可能性はかなり低くなります。

もちろん、春休み中に「学校に行く」と言って
4月に入って急に生活習慣を取り戻す子もいます。

そうしたこの場合は、
ぜひ入学式前日の様子を見ていてください。

おそらく12時過ぎても寝ようとせず、
下手すると朝まで起き続けてそのまま登校する場合があります。

その場合は、
「あ、これ3日持たないな」
と親として覚悟が必要です。

再度行けなくなった場合は、
「頑張ったね」と受け止める姿勢が大事です。

それだけで、
子どもはまずは頑張れた自分を受け入れることできるようになります。

 

そもそも不登校の子は学校でストレスを受けやすい

そもそも学校に行くというのは、
かなり頑張らないといけないものなのでしょうか?

私たちの多くは、何も考えずに学校へ行っていたと思います。

そのため、多くの人は、
「学校少し休んだからってすぐに行けるよ」
と簡単に考えてしまっています。

だから学校に行けない子どもを見ると、
「なぜ行けないの?甘えているだけだ」
思ってしまいます。

実は、不登校の子にとって、再登校と言うのは
かなりハードルが高い
ということを知る必要があります。

学校への合わなさを持っているお子さんは、
学校から受けるストレスが人一倍高いのです。

でいったん学校を休むと、だんだんとハードルが高くなります。

そうした中で再登校をしようと頑張っているのです。

 

頑張って学校に行くと潰れやすい

で、頑張って登校しようとすると、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。

この時に、一番やってはいけないのは、
親や大人が「お、学校に行った!よかったよかった」と
手放しで喜んでしまうことです。

そうなると、
お子さんはせっかく貯めた心のエネルギーをすぐに切らしてしまいます。

親や大人との間にズレがあると、
子どもはなかなかエネルギーを充電できません。

その中で、必死に頑張って学校に行こうとしてしまうのです、

当然ですが、
頑張ったところで待っているのは神経をすり減らす日々です。

なので、すぐに潰れてしまいます。

子どもが再登校を乗り越えるためには、
こうした不登校のメカニズムをしっかりと理解していくことが必要不可欠なのです。

 

親が知っておくべき「3」の法則

もし、子どもが新学期から学校に行きだしたとき、
親はどうしたことに気を付ければいいでしょうか。

私は3の法則に沿って子どもを見守ることをお勧めします。

まず、学校に行きだした1日目は誰もが心配するものです。
そこで最初の3日間は同じように子どもに注意を向けてください。

そこを乗り越えたら次は1週間です。

その辺りでしんどそうにしていたら、
タオルを投げる、つまり親の方から
しんどそうだから、今日は学校休んだらどう?
と声をかけてみてください。

子どもの方でいろいろ言うかもしれません。
「でも、学校に行かないと、
ここで休んだら潰れちゃう、前に戻っちゃう」
と不安を話し出したら

「大丈夫だよ。他でもあなたらしく頑張れるところあるし、知っているよ」
と受け止めてください。

それだけで、子どもは自分を許すことができるようになります。

で、同じように1か月、3か月と子どもを見守っていきましょう。

1日目、3日目、1週間、3週間、1か月、
3か月単位で「どう?しんどくない?」と子どもに今の状態を聞いていくことが大切です。

要は3を区切りにしながら、子どもの状態を確認するということが大切なのです。

 

〇〇君スペシャルを用意しよう

ちなみに、再登校の後、子どもが学校に慣れるまでは、
〇〇君スペシャル
といった特別な配慮をしていくことが大切です。

ただ、これは学校に慣れるまでです。

子どもはいつまでも特別扱いされたいわけではありません。

〇〇君スペシャルについては、
例えば、休憩部屋を用意しておくとか、
保健室や別室で少し休んでから教室に入るとかがあります。

そういった細かい配慮をすることで、
子どもが学校で過ごしやすくなります。

ちなみに、この配慮の目的は
無駄なエネルギーの消費をさせない」ことです。

どうしても学校の行き始めはエネルギーを大きく消耗させてしまうので、
それを少しでも抑えていくような配慮をしていくことが必要なのです。

あとは、声掛けや「いつも気にかけている」
といったメッセージはエネルギー充電になります。

こうした配慮を子どもと話し合いながら決めていけるといいですね。

そのためには、やはり関係を作り上げていくということが大切になると思います。

 

まとめ

この記事のまとめです。


  • 新学期に登校できるかどうかについては、子どもが「頑張りたい」と思えるエネルギーがあることが前提。
  • どうしても「頑張りたい」とまで思えない状態では、新学期に登校する可能性はかなり低くなる。
  • 再登校しだしたら、なるべくエネルギー切れをしないで頑張れる配慮があるとOK。ポイントは「3の法則」と「〇〇君スペシャル」。

ちなみに、「3の法則」「〇〇君スペシャル」は下記の本を参考にしています。

不登校・ひきこもりの支援をする人にとっては最高の解説書だと思っています。

最後に不登校解決の主役は子どもです。
親や先生やそれをサポートすることが仕事になります。

そうした不登校支援の原則に沿って子どもの頑張りを応援していきたいものです。

 

不登校の子を持つ親にとって、3月~4月は一番ドキドキする季節でもあります。

「4月から行くのかな?」
「でも行きだして、また再不登校になったらどうしよう?」
とモヤモヤしてしまいがちです。

実はこれってお子さんも同じなんですですよね。

というわけで、今回は

新学年が始まったときに親にできること、
子どもと話し会った方がいいこと

についてお話をしていきたいと思います。

動画を作成しました

新学年は再登校のチャンスというけど本当?

最初に考えたいのは、
新学年は再登校のチャンスと書かれている本が多いですが、
これって本当でしょうか?

答えは半分本当で、半分は間違いです。

まず考えたいのは、再登校のチャンスって誰にとってなのか?と言うこと。

この場合は、
もちろん子どもです。

なので、子どもがどう思っているかが大事なポイントになります。

新学年の始業式で学校に行ける子はどんな子?

子どもが
「学校に行きたい。でもあのクラスじゃだめだ!」
と思っている場合は、新学年は再登校のチャンスと言えます。

この場合、担任との相性が全く合わなかったり、
クラスの人間関係が悪かったりといったケースは当てはまるでしょう。

また、別室登校を続けていて、その子が
「友達には関われる。
でも教室に行くことを考えると緊張する。不安だ」
と言う場合、周りの先生や友達が背中を押して、

新学期から頑張り始めるということもあります。

この場合の共通点は、
子どもが「教室に戻りたい」と強く思っていて、
また戻れるエネルギーがあって、後はきっかけだけ・・・
となっているということです。

そうであれば、
4月は再登校の大きなチャンスです。

ぜひ、このチャンスを逃さないでいただきたいと思います。

 

4月がチャンスとならない子もいる

ただ、4月がチャンスとならない子も当然ながらいます。
例えば、昼夜逆転があり、親子関係も悪化していて、
家での会話も全くない場合、
4月以降に学校に行きだす可能性はかなり低くなります。

もちろん、春休み中に「学校に行く」と言って
4月に入って急に生活習慣を取り戻す子もいます。

そうしたこの場合は、
ぜひ入学式前日の様子を見ていてください。

おそらく12時過ぎても寝ようとせず、
下手すると朝まで起き続けてそのまま登校する場合があります。

その場合は、
「あ、これ3日持たないな」
と親として覚悟が必要です。

再度行けなくなった場合は、
「頑張ったね」と受け止める姿勢が大事です。

それだけで、
子どもはまずは頑張れた自分を受け入れることできるようになります。

 

そもそも不登校の子は学校でストレスを受けやすい

そもそも学校に行くというのは、
かなり頑張らないといけないものなのでしょうか?

私たちの多くは、何も考えずに学校へ行っていたと思います。

そのため、多くの人は、
「学校少し休んだからってすぐに行けるよ」
と簡単に考えてしまっています。

だから学校に行けない子どもを見ると、
「なぜ行けないの?甘えているだけだ」
思ってしまいます。

実は、不登校の子にとって、再登校と言うのは
かなりハードルが高い
ということを知る必要があります。

学校への合わなさを持っているお子さんは、
学校から受けるストレスが人一倍高いのです。

でいったん学校を休むと、だんだんとハードルが高くなります。

そうした中で再登校をしようと頑張っているのです。

 

頑張って学校に行くと潰れやすい

で、頑張って登校しようとすると、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。

この時に、一番やってはいけないのは、
親や大人が「お、学校に行った!よかったよかった」と
手放しで喜んでしまうことです。

そうなると、
お子さんはせっかく貯めた心のエネルギーをすぐに切らしてしまいます。

親や大人との間にズレがあると、
子どもはなかなかエネルギーを充電できません。

その中で、必死に頑張って学校に行こうとしてしまうのです、

当然ですが、
頑張ったところで待っているのは神経をすり減らす日々です。

なので、すぐに潰れてしまいます。

子どもが再登校を乗り越えるためには、
こうした不登校のメカニズムをしっかりと理解していくことが必要不可欠なのです。

 

親が知っておくべき「3」の法則

もし、子どもが新学期から学校に行きだしたとき、
親はどうしたことに気を付ければいいでしょうか。

私は3の法則に沿って子どもを見守ることをお勧めします。

まず、学校に行きだした1日目は誰もが心配するものです。
そこで最初の3日間は同じように子どもに注意を向けてください。

そこを乗り越えたら次は1週間です。

その辺りでしんどそうにしていたら、
タオルを投げる、つまり親の方から
しんどそうだから、今日は学校休んだらどう?
と声をかけてみてください。

子どもの方でいろいろ言うかもしれません。
「でも、学校に行かないと、
ここで休んだら潰れちゃう、前に戻っちゃう」
と不安を話し出したら

「大丈夫だよ。他でもあなたらしく頑張れるところあるし、知っているよ」
と受け止めてください。

それだけで、子どもは自分を許すことができるようになります。

で、同じように1か月、3か月と子どもを見守っていきましょう。

1日目、3日目、1週間、3週間、1か月、
3か月単位で「どう?しんどくない?」と子どもに今の状態を聞いていくことが大切です。

要は3を区切りにしながら、子どもの状態を確認するということが大切なのです。

 

〇〇君スペシャルを用意しよう

ちなみに、再登校の後、子どもが学校に慣れるまでは、
〇〇君スペシャル
といった特別な配慮をしていくことが大切です。

ただ、これは学校に慣れるまでです。

子どもはいつまでも特別扱いされたいわけではありません。

〇〇君スペシャルについては、
例えば、休憩部屋を用意しておくとか、
保健室や別室で少し休んでから教室に入るとかがあります。

そういった細かい配慮をすることで、
子どもが学校で過ごしやすくなります。

ちなみに、この配慮の目的は
無駄なエネルギーの消費をさせない」ことです。

どうしても学校の行き始めはエネルギーを大きく消耗させてしまうので、
それを少しでも抑えていくような配慮をしていくことが必要なのです。

あとは、声掛けや「いつも気にかけている」
といったメッセージはエネルギー充電になります。

こうした配慮を子どもと話し合いながら決めていけるといいですね。

そのためには、やはり関係を作り上げていくということが大切になると思います。

 

まとめ

この記事のまとめです。


  • 新学期に登校できるかどうかについては、子どもが「頑張りたい」と思えるエネルギーがあることが前提。
  • どうしても「頑張りたい」とまで思えない状態では、新学期に登校する可能性はかなり低くなる。
  • 再登校しだしたら、なるべくエネルギー切れをしないで頑張れる配慮があるとOK。ポイントは「3の法則」と「〇〇君スペシャル」。

ちなみに、「3の法則」「〇〇君スペシャル」は下記の本を参考にしています。

不登校・ひきこもりの支援をする人にとっては最高の解説書だと思っています。

最後に不登校解決の主役は子どもです。
親や先生やそれをサポートすることが仕事になります。

そうした不登校支援の原則に沿って子どもの頑張りを応援していきたいものです。

 

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田中勝悟

田中勝悟

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不登校専門心理カウンセラー
カウンセリングルームはぴっと室長
臨床心理士 公認心理師 選択理論心理士
「3つのステップ」によって親子が成長していくことで、不登校をプラスに乗り越えることをサポートする専門家。生まれつき性格という観点から、親が子どもの理解が深まることを主眼においてカウンセリングを実施している。

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