親だって担任の先生と会うのがつらい。そんな時の3つの心構えとは?

この記事を読んでほしい人

  • 子どもが不登校になって担任の先生と会うのが億劫になっているお父さんやお母さん
  • 学校との距離感がしんどいお父さんやお母さん
    →学校との関わり方のポイントが見えるようなります。

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担任の先生と会うのがつらい親の心情

担任の先生に申し訳ない気持ち

お子さんが不登校になると、どうしても担任の先生と会うのがつらくなるという方がいます。

担任の先生は子どものことを気にかけてくれている。

しかし、子どもは全く先生とも会おうとしない。

むしろ先生が来ると自分の部屋に逃げるように走ってしまう。

こうした状況を目の当たりにすると、本当に担任の先生に対して申し訳なくなり、親としても会うのがつらくなるということもあります。

今日「学校休みます」という電話がつらい

それから毎日朝8時30分までに「すみません、○○ですが今日も学校を休ませていただきます」という電話を入れるのもかなりしんどいものがあります。

月に1回くらいであれば、普通のことですし、それほど負担はないですが、それが毎日続くとなると本当に苦しくなります。

「今日も同じ内容の電話を入れないといけないのか」と思いながら、コールをかけるのはかなりストレスです。

中にはそうしたお母さんの心情に配慮して、「お母さん、つらいですし、もう電話は大丈夫ですよ」と言ってくれる先生もいます。

そういう先生の一言がどれだけお母さんの心を救ってくれるか…。

こうした先生に対してさらに「ありがたいけど、本当に申し訳ないなあ」と思うお母さんも多いですし、実際カウンセリングでそうした心情を吐露される方もおられます。

先生ともう会いたくない!!というお母さんもいる

申し訳ない気持ちとは関係なく、先生と会うのも面倒くさくなってしまい、単純に「会いたくない」というお母さんもおられます。

先生側としては「本当に困った」という気持ちもありますが、お母さんやお父さん自身が学校の先生と会うことに負担を感じやすいために、「会うのが億劫」という人もいます。

学校の先生と会うことに抵抗を感じる人は少なからずいるものです。

これはお子さんだけではなく、親自身も「ちょっと学校の先生は苦手・・・」というところがあるために、会うのがかなりしんどくなるのです。

先生と毎日会いたいというお母さんやお父さんはごく少数派

ということを考えると、お母さんやお父さんも人間です。

学校の先生と毎日会いたい!!と思っている人は本当にごく少数派だと思います。

多くの方は先生と会うことに対して抵抗を感じたり、電話を毎日するのが億劫になる方ばかりです。

学校の先生はそうしたお父さん・お母さんが普通に持っている心情に配慮した対応をしてほしいと考えています。

そうです。

学校の先生と毎日会いたい、話がしたいというのは結構稀なことです。

もし、学校の先生や担任の先生がとてもよい先生で、毎日話をしたというようなときは、そうした先生との出会いに感謝していくことが大切だと思います。

しんどくても担任の先生と会い続ける理由

子どもの進路のため

しかし、それでも担任の先生とは会い続けていく必要があります。

その理由は明白で、子どもの進路や何かあった時にすぐに相談ができるようにするためです。

今、フリースクールや不登校専門の塾など学校外で子どもが通えるところが増えてきています。

しかし、そこは居場所機関であって、進路の専門機関ではありません。

進路は基本的には学校が主体です。

特に高校受験で願書の提出や高校との情報共有では、民間機関では限界があり、専ら学校がしないといけません。

また、子どもが「保健室くらいならいこうかな」「学校に行ってみようかな」と思えた時、中学校の先生との関係が切れていたのでは、全く対応することができません。

子どもの将来を見据えたとき、子どもの心が学校に向くようになったとき、担任の先生とつながり続けるということはとても大切な意味があることなのです。

子どもに対しての親の心構えを見せる

不登校状態になっているお子さんが担任の先生と会おうとしないことが多々あります。

(最近は担任の先生に嫌がらずに会える、いわゆる「困らない不登校」も増えてきていますが)

その時に、親も「先生と会うのが嫌だから」という理由で、会わないのであれば子どもに示しがつきません。

親が担任の先生と会い続けるというのは、子どもに対して「嫌なことから逃げない」ということを教えることにもなります。

生きていくうえで、嫌なことから逃げないことを親の背中を通して伝えていくという意味でも、会い続ける意味があるのだと私は思います。

子どもが社会につながっているという感覚を奪わないため

最後に、子ども自身が社会とつながっていくという感覚を奪わないという意味があります。

親が先生と会い続けるということは、その過程では少なくとも学校とつながり続けているということ。

学校とつながり続けているということは、社会とつながり続けているということです。

そうしたつながりから偶然友達とつながり、学校のほかの先生(養護教諭の先生)とつながり、少しずつ子ども自身が社会や学校に出ていけるきっかけとなることがあります。

学校以外の居場所があるから先生や担任と会わないというのではなく、子どものつながる場を少しでも維持していくためにも、会い続けるという意味があるのです。

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担任の先生と会うのがつらいときの3つの心構え

しかし、親も人間、どうしてもつらいし、会うのが嫌になることがあります。

こうしたときの3つの心構えをお伝えしたいと思います。

ただ、心構えというよりも関わり方のような感じです。

感謝の気持ちを伝えること

まずは担任の先生と会ったり電話で話すときには、「いつもありがとうございます」と感謝の思いを伝えましょう。

担任の先生は忙しい時間を縫って電話をしてくれています。

もしかすると、お母さんやお父さんが帰ってくるまで残業して遅い時間に電話を掛けたり、家庭訪問をしてくれているかもしれません。

そういう先生の思いや情熱に対して感謝の気持ちを伝えることが実はとても大切なのだと思います。

申し訳ない・・・というより、「この子のために先生も心を砕いてくれている」と感謝の気持ちを忘れないことが、第一の心構えです。

素直に気持ちを伝える

親も人間ということは、やはりお子さんの不登校の状態に対してのしんどさもあります。

あまりにもしんどい時は、「先生、最近本当につらいです」と心情を素直に伝えてみるということも大切です。

いつも気丈にふるまっていると、担任の先生も「まあ、大丈夫か」と思ってしまい、ズレが起こってしまうこともあります。

また、うまくいかない怒りを先生にぶつけたくなる気持ちも出てくるものです。

そういう時は、少し距離を置いて自分の気持ちを整理して、本当につらいと思えば、担任の先生に相談するということもとても大切なことだと思います。

怒りや不満ではなく、協力できるような関係が持てればなお良しです。

相性が悪い先生であればあきらめる

あとはいくら学校の先生とは言え、お母さんやお父さんと相性が悪いという場合もあります。

そこは仕方がないと思います。

相性が悪いと思えば、その時はある程度割り切って会うということも必要です。

一番まずいのはそうした担任への不満を子どもの前で吐露することです。

親が担任の不満を言うと、子どもは担任の先生について「この人は悪い先生だ」と思い、その結果学校への距離がどんどんと開いていきます。

もちろん、先生も人間なので、すべてのお父さん、お母さん、子どもと関係を良くして会うということは難しい場合があります。

だからこそ、そうした時は少し距離を置いて、「まあ仕方がないか」とあきらめて、割り切って会い続けるということが大切です。

学校と子どもとのつながりを維持していくこと。

それが大切な視点です。

まとめ

  • 親も人間だし、そもそも学校の先生と毎日会いたいお父さん、お母さんはほとんどいません。
  • しかし、子どもの将来を考えると学校とつながり続けるというのはとても意味があることです。
  • 親の心構えとしては、担任の先生に感謝の思いを持つ、自分の気持ちに素直になり困ったことがあれば相談する関係を作れるように努める、相性が悪ければあきらめて割り切って会い続ける。
  • ポイントは学校と子どもとのつながりを維持していくという視点。

学校との先生の関わり方は不登校の親カウンセリングではよくあるテーマです。

皆さん本当に頑張って先生と会い続けています。

もし、学校の先生との関わりが苦しいという方はぜひはぴっとのカウンセリングをご利用ください。

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