カウンセリングにおける沈黙の扱い方について

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

今日も読んでいただいてありがとうございます。

昨日のRASKに参加した際に、もう一つ言い忘れていたことがあったので、まとめておきたいと思います。

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それは沈黙の意味、扱い方についてです。

カウンセリングではよく理論的にも教科書的にも言われる「沈黙」ですが、この沈黙の意味というのは、おそらくクライエントを実際に経験しないとわからないだろうなと思います。

ベテランのカウンセラーになると、沈黙を上手に扱います。

良い沈黙についてはじっとカウンセラーは待ちます。

あまり良くない沈黙については、カウンセラーは何らかのアクションをとります。

この時の間というか、タイミングというのが実はカウンセリングをしていく上で非常に大切だなと思うのです。

今月は2回も選択理論を実践しているベテランの方から、ロールプレイでクライエント役をさせていだきました。

その際に、私が沈黙した時に、カウンセラー役をしていただいた先生はじっと待ちます。

そうなると、私は何か言わないといけない。

ぐるぐると考えて、一つの答えを出します。

リアリティセラピーの要点は「ハッ」と思えるような質問を出せるかどうかにかかっています。

丁寧に説明するのではなく、丁寧に質問をしていくということがとても大切になるのです。

クライエントの問題や課題に向き合うような本当に内面にフィットした質問に対して、クライエントは「う~ん・・・・」と考えだします。

その時には必ず沈黙が訪れます。

沈黙の結果、クライエントは「○○だと思います」と自分の内面に照らし合わせて、自分の内面にフィットしたものを答えます。

この過程が非常に心地よいものです。

そして、大切なことは答えたことに対して責任を持たなければいけない。

自分の内面にフィットしたものであれば、なおさらです。

実はこの過程が心理療法の核の部分でもあります。

心理療法は自身の核の部分を見つめなおし、フィットするものを出していく中で、少しずつ自分の内面を感覚的に整理していくものだと私は考えています。

この辺り、カウンセリングと心理療法は違っているようで似ていると言われる所以なのかもしれません。

しかし、自分の内面に向き合うということはとても苦しい作業でもあります。

だからこそ、カウンセラーはそこにじっとたたずみ、クライエントが向き合う過程を支えていきます。

この時に頻繁に起こりうる沈黙を上手に大切にしていく姿勢がとても大切なのです。

逆に自分に向き合わな沈黙はあまり良い沈黙であるとは言えません。

その場合は、カウンセラーはタイミングを見て次のアクションを起こすことがとても大切ではないかと思います。

昨日のRASKでは、実際にクライエント役をさせていただく中で、沈黙の意味というのを実感として気づかせていただきました。

非常に有意義な学びでした。

選択理論心理学会神戸支部研究会でも、ロールプレイは毎回取り入れていきますので、参加者と合わせて日々研鑽していきましょう。

選択理論神戸支部研究会は7月28日の9:30~12:00、JR三ノ宮駅近くの神戸勤労会館で開催します。

参加費はお1人千円です。

開催日についてはこちらをご覧ください

参加申し込みは↑をクリックしてお願いします。

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