神戸支部研究会で学んだこと―クライエントを尊敬する気持ち

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メルマガでも送らせていただきましたが、昨日の研究会は、過去に学会で発表した事例を再度話させていただきました。

↑研究会の様子です。

事例を元にしたロールプレイを皆さんと一緒にしました。

ちょっとカメラに緊張してしまって、私の顔が変だなあと恥ずかしく思います。

ではでは、今回の事例発表で感じたことを書かせていただきます。

事例発表というのは不思議なものです。

今回のと合わせて3回同じ内容を発表しているのですが、そこから感じる印象や思ったことが毎回違うことに気づかせていただきました。

同じ事例なのに、毎回違った顔をのぞかせるのです。

違った発見があります。

最初に学会で発表したころは、「いかに選択理論とこの事例を結び付けるか」を考えていたので、選択理論的な見方しかできませんでした。

もしくは「こういう関わり方をしたから、クライエントが良くなったんだろう」というところしか見えなかったのです。

まあ、それをどう学会で発表するかというところにしか意識がなかったので、上記のような見方になってしまうのは当然かと思いますが、今思えば「浅い事例の見方しかしていないなあ」と自分の浅はかさに辟易してしまいます。

2回目では、少しクライエントのバックボーンというか、クライエントの心情を考えるようになりました。

クライエントはこの時こんな風に感じていたんじゃないかとか。

その時はカウンセラーとしての腕の悪さ、私の力不足のところが前面に出てしまい、「もっとこういう風にすればいいんじゃなかったのではないか」というところが見えてしまい、自己嫌悪感が強かったことを思い出します。

そして、今回は「この人、すっごく頑張って乗り越えたんだ!!」というところがたくさん見えてきて、発表していてとても驚かされました。

この人にとってはこんなにつらい状況だったのに、それを頑張って乗り越えたし、だからこそ最後は笑顔で終えることができたんだといことをリアルに感じさせていただきました。

お恥ずかしい話ですが、今回の発表でやっとこのクライエントを心から尊敬する気持ちがあふれ出てきました。

事例検討にはいろんな側面があります。

1)セラピストの見立てやスキルを確認し、問題点を整理して改善する側面。
2)クライエントの心の動きを見ていく側面
3)クライエントの頑張りを振り返る側面

などなど。

今回の事例発表を通して、「カウンセリングはクライエントの頑張りと努力があって初めて成立するものなんだ」ということを改めて学ぶことができました。

この気持ちを忘れないで日々の臨床に励んでいきたいと思います。

今回の事例発表は参加者の方が、「田中先生が学会で発表したという事例を聴いてみたい」といったことで実現しました。

改めてここでですが、お礼をお伝えしたいと思います。

ありがとうござました。

私自身、大きな勉強になりました。

また、今後も日々の研鑽を積んでいきたいと思います。

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次回の研究会は7月28日(日曜日)に開催します。

↑の画像から予約ページに飛びます。
次回はグラッサーの「テイクチャージ」という本を中心として、学びを深めていきたいと思います。今のところ5名の方が継続して参加してくれています。どんな方でも参加可能です。選択理論の学びを一緒に深めていきましょう。

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