ロールプレイのコツ①

今回は先日のメルマガで書かせいただいたことをベースに加筆修正ししています。

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ロールプレイは慣れてきたり、コツをつかんでくると簡単になってくるのですが、初心者の時は非常に難しく感じるものです。

ただ、情報を聴いて終わったり、楽しく話して終わったり、一方的にカウンセラー側から選択理論心理学の説明をして終わったり。

もちろん、産業カウンセラー試験のロールプレイであれば、「そうですか」「大変でしたね」と話を聴いていけばそれでOKですが、選択理論心理学のロールプレイではそうはいきません。

クライエントの解決の入り口まで導くことが求められています。

「そっか、選択理論心理学ってこういう風に考えるんだ」
「こういう風に聴いていったらクライエントの悩みがコロッと変わっていった」

理想を言えば、そういうようなところまで持っていけるといいです。

しかし、それがなかなか難しい。

そこで私がやっている方法を簡単にお伝えします。

まずは上質世界の確認を

1つはしっかりと上質世界を「丁寧」に「確認」すること。

上質世界とは簡単に言えば「その人が持っている願望や理想」です。

そこを丁寧に聴いていくことでカウンセリングは進展していきます。

例えば、職場がしんどくて毎日がつらいという相談の場合、まず「どうなりたいか?」と聴いてもなかなか上質世界は把握できません。

そうした場合は、まず「どんな気分で終わればカウンセリングに来てよかったと思えますか?」とゴールを確認するのも手です。

そうすると、クライエントは「少しでもつらいという気持ちがなくなればよいかなと思います」と答えるかと思います。

ちなみにこれは上質世界の浅い部分です。

もっと深めていくためには、もっと深く上質世界を確認していく必要があります。

スケーリング(数値化)でアセスメントを明確にする

そこで、2つめはスケーリングという手法を使ってみること。

スケーリングとは今の状況や思っていることを数値化するということです。

例えば、「では最もつらいというのが10であるとすれば、今はどれくらいですか?」と聴いていきます。

クライエントは「8くらいですかね?」と答えるでしょう。

以下逐語録風に書いていきます。
(カウンセラーは「カ」、クライエントは「ク」と表記しています。)

カ「なぜ8ですか?」
ク「まだ行けているからです」
カ「どういう状況になれば10になりますか?」
ク「頭痛がして行けなくなる状況になれば10になると思います」
カ「では、今回のカウンセリングでどれくらいまで下がれば、カウンセリングに来てよかったと思いますか?」
ク「5~6くらいまで下がればよかったと思います」
カ「それはどういう状況ですか?」
ク「今の仕事で『こうすればいいんだ』というのが見えてきた状況です」
カ「なるほど、じゃあ今の仕事でどうすればいいのかを見るために、カウンセリングの時間を使っていきましょうか
カ「はい、それでお願いします」

ここでだいぶクライエントの上質世界が明確になってきました。

このように最初の段階でクライエントの上質世界をできるだけ丁寧に確認していくことが、ロールプレイのポイントかなと思います。

そこから状況を確認することで、クライエントの状況を具体的に把握していき、どうすればいいかを話し合っていきます。

今回はスケーリングという方法を紹介しましたが、ほかにもいろんな方法があります。

選択理論心理学やロールプレイについて、もっと知りたい方、興味を持った方は、今月5月26日に日曜日の午前中に神戸で研究会を行っていますので、どうぞお越しください。


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また、ロールプレイのコツについてはこちらのブログでお伝えしたいと思います。

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