叱らない育児は本当はかなり難しいー実践するために必要なこと

メルマガ登録は↑から

カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。

今回は叱らない子育て・育児についてお話をしたいと思います。

一時期はかなりブームとなりましたが、叱らない育児が非常に難しいということで、最近はあまり聞かれなくなりました。

私個人の意見としては、叱らない子育ては、しっかりと理論や枠組みを理解しなければかなり難しいものだと思います。

スポンサーリンク

叱らない子育てはなぜ難しいのか?-子育ての本質

叱らない子育てはなぜ難しいのかについてお話をします。

それは叱らずに、子どもを育てる方法がわからないまま、実践するからです。

子育てのゴールは「子どもを自立した大人に育てること」。

これに尽きます。

じゃあ、自立した大人とは何なのか?

この部分が不明瞭な状態で、ただ「叱らないでおこう」と思って実践すると、本当に大変なことになります。

子育てには「躾」をしていくことが大切です。

「躾」とは文字通り、身を美して行くこと。

振舞い方や周りに迷惑をかけない生き方、しっかりと自分の力で生きていく力をどう育てていくか。

これが躾であり、子育ての目的です。

これをどうやって「叱らないで身につけさせていくか」を考えないと、「叱らない子育て」を実践することはまずできません。

叱らない子育てを鵜呑みにして実践した結果、単なるわがままな子ども、躾不足の子どもになってしまう可能性がぐんと高まります。

特に発達障害の特徴を持つお子さんは、ある程度教えていく、ダメなやり方や良いやり方について大人側が丁寧に教えていくということが必要です。

例えば、子どもが友達をたたいた時に、どうやって「叩いてはダメ。お互いに仲良く過ごす方法」を教えていくか。

叱らない子育ては「それも子どもの責任だから何も言わないようにしている」とは違うのです。

子どもに必要なことをどうやって子どもが理解して身に着けていくか。

それは大人や親の責任です。

それを効率的に教えていくとこに「叱らない子育て」の本質があります。

叱らない子育てを実践するために必要なこと

「叱らない子育て」というのは本質的には無理だと思います。

「怒らない子育て」なら可能でしょうが・・・。

「叱らない子育て」を実践するためには、まず話し合うという過程と、子どもの話をしっかりと聴いていく過程がとても大切です。

ただ、何もせずに放っておくということでは決してありません。

そして、「この子はどういう大人になってほしいのか」ということをしっかりと親や大人がイメージをした上で、「今のこの子にはそれはどこまで可能なのか」を絶えず検証する過程が必要となります。

また、子ども自身が「こういう大人になりたい」というイメージ像というのもあります。

それをどう話し合って、交渉していくか。

さらに言えば、「友達を叩く」「人に迷惑をかける行為」「危ない行為」については、思いっきり怒る・叱るということは必要だと思います。

ただ、その後で「なぜ怒ったのか。叱ったのか」をわかるように伝えるといったフォローも必要です。

叱らない子育てを実践するためには、親子が良い関係であることが前提として重要です。

そのためには普段の子どもとの関りについて、かなり大切だと思います。

この辺りは選択理論心理学によるところが大きいです。

興味のある方はこちらをご覧ください。


怒ることは本来は子育てには不要

叱らない子育ては、子どもの状態を見極めた上で、話し合いや交渉をすることで子どもを自立した大人へと育てていく方法です。

そのため、叱らない・怒らないということに対して、周りの人は「なぜ、怒らないのか?」と不思議に思い、あなたのそうした育て方について反感を持つかもしれません。

しかし、ここで考えないといけないことは、「本当にこの場で怒る必要があるのだろうか」ということを考えていくこと。

「怒る」というのは、親や大人が選択したものであり、子どもが悪さをしたというのは原因ではありません。

怒ること自体は、大人側の問題です。

怒らないことで、子どもがしっかりと自分の道を進むことができれば、それでいいのではないか。

怒るというのはあくまでも、手段であり、多くの大人は「子どもを怒ること自体が目的」となっているように思えることが多々あります。

と、この辺りの問題はまたどこかで書かせていただきますが、「子どもを怒る必要」というのは本来はありません。

しかし、多くの大人は「子どもを怒ることが大人の役目だ」と使命のように思っていることも多いのです。

「間違っているのなら言わないといけない」
「怒らないといけない」

そう考えている大人は非常に多く見られます。

そうではなく、この子がどうすれば大人としてしっかりと一人で生きていく力を育てていくか。

そのために、どういうことを子どもにわかるように教え、どう関わっていけばいいかを考えることが叱らない子育てを実践していくためには必要なことだと思います。

スポンサーリンク

まとめ

今回は叱らない子育てについてお話をさせていただきました。

「叱らない子育て」と聞くと、多くの人は「叱ってはダメなんだ」と思い、子どもを全く叱らなくなってしまい、どんどん子どもが悪い方向に行ってしまいます。

そこに叱らない育児の難しさがあるのですが、本来は子どもの良さをしっかりと見極めた上で、どうすれば子どもを立派な大人に育てることができるのか。

それをいろんな角度から検証して実践するという非常に高度な子育てだと思います。

この辺りは、選択理論心理学会 神戸支部研究会にお越しいただければ、わかりやすくお伝えできます。

興味ある方は下のバーナーをクリックしてみてください。


↑神戸支部研究会の案内ページにジャンプします。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする