心療内科での薬漬けにならないために注意したいこと

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カウンセリングルームはぴっとの室長の田中勝悟です。

私は以前、心療内科に勤めていた経験があります。

そのクリニックでは薬もごく少量で使うところでかなり良心的なところで、私自身もカウンセリングの基礎を学ばせていただきました。

しかし、中には患者を薬漬けにするようなクリニックも多々あります。

心療内科は本当に上手に活用できれば、良い支援が受けられるところです。

一方で、患者自身が心療内科の使い方を良く知らず、結果として薬漬けの状態になってしまうようなケースもたくさん見てきました。

今回は心療内科で薬漬けにならないために注意したいことについてお話をしたいと思います。

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心の病気は心療内科へ行くべし

まず、大事なことですが、心の病気は必ず心療内科に行くようにしましょう。

当然と思われるかもしれませんが、とても大切なことです。

例えば、産婦人科や内科の先生に「最近、ストレスで眠れなくて」と相談したとします。

その先生は睡眠導入剤を処方しました。

それでしばらくは眠れましたが、徐々に副作用が現れ、そのことを内科の先生に相談すると、さらに薬が増えてしまい、結果として薬漬けの状態となり、心療内科に紹介されました。

こういったケースは珍しいことではありません。

できれば、不眠や抑うつ、不安やイライラが止まらないなどの症状が現れた場合は、内科や産婦人科の先生に相談するのではなく、精神保健指定医の資格を持った心療内科に受診するべきです。

心療内科・精神科のDrは向精神薬の処方の専門家です。

また、心の病気の福祉制度についても詳しいですし、入院などの手続きも知っています。

もし、知っている心療内科がない場合は、内科や産婦人科のDrに紹介状を書いてもらって、紹介してもらうといいでしょう。

まずは専門の先生に診てもらうことが鉄則です。

心療内科のDrの仕事をしっかりとわきまえること

大切なことですが、医師の仕事をしっかりとわきまえておくことも大切です。

医師の仕事は患者の話を聴いたり、カウンセリングをすることではありません。
(初診の際は丁寧に話を聴きますが、それは薬の処方を決めるためです)

医師の仕事は薬の力を使って、脳の状態を安定させることです。

内科の先生が、薬を使って、風邪を治すのと同じことです。

なので、「心療内科に行けば、今のストレスをなくすことができるかもしれない」とは思わないこと。

過度な期待はしないことが大切です。

特に、「じっくりと今困っていることを聴いてくれるかもしれない」という思いをもって、医師のもとへ行ったのであれば、逆に傷ついてしまう可能性が高いです。

じっくりと話を聴くのは、カウンセラーの仕事です。

話を聴いてもらって、今の問題を解決する手がかりを得たいのであれば、心療内科ではなくカウンセラーのもとを訪ねた方がいいでしょう。

より良いカウンセリングを受けることで、お薬を使わずに症状が消える可能性もあります。

心療内科医師に絶対に言ってはいけないこと

心療内科の医師との診察で絶対に言ってはいけないことがあります。

それは、「しんどいので薬を増やしてほしい」ということ。

良い心療内科医師であれば、患者さんと話し合って薬の量を調節していきますが、下手な医師では患者の要望のままに薬を増やしてしまうこともあります。

気づけば薬漬けの状態になってしまい、仕事もできない状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

しんどい状況が続くのであれば、その状況を緩和するために、整理していくことも必要です。

その場合は、カウンセリングも有効でしょう。

また、薬が効かなくてしんどい状況が続くのであれば、こういう風に聴いてみるのも有効です。

それは
「しんどいので、薬を見直してください」
というのです。

そうすると、医師は薬を調整する方向に診察内容を変えます。

この薬を一錠減らして、この薬を半錠追加すればどうか。

そういう風に話を進めてくれます。

そうしたアドバイスをした結果、その後ぐっすり眠れるようになったり、薬の量が減った方もいました。

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心療内科とは上手に付き合うのがコツ

心療内科の医師とは上手に付き合うのがコツです。

「医師なんだからすべて何とかしてくれる」

と、思ってはいけません。

自分の問題を整理したうえで、「ここからは難しいから、お薬を力を使って、改善していこう」というスタンスで活用をすること。

もし、仕事のストレスが高すぎて、うつ症状がひどくなっているのであれば、転職を考えたり、メンタルトレーニングを受けるという手もあります。

お薬を使って仕事を頑張ろうとした結果、薬漬けの状況に陥った人もたくさん見てきました。

できれば、カウンセリングで今の問題を整理したうえで、その上で心療内科のお薬を活用していくというのが薬漬けにならないポイントだと思います。

以上、心療内科で薬漬けにならないために注意したいことについて書かせていただきました。

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