カウンセリングは心の弱い人が受けるもの?

メルマガ登録は↑から

カウンセリングルームはぴっとの室長の田中勝悟です。

よく周りから言われて、なおかつ怒りを感じる言葉で「カウンセリングって心の弱い人が受けるんでしょ?」というのがあります。

この言葉は半分不正解です。

そもそも「カウンセリングを受ける人=心が弱い」というのは私個人としては大きな間違いだと思っています。

スポンサーリンク

人の悩みに弱いも強いもない

こうした言葉が出てくる背景には「悩むなんて心の弱い人がするもの」という価値観が背景にあります。

逆に言えば、「心が強い人は悩まない」という偏見があります。

確かに、周りから見れば「え?こんなことで?」という悩みのために、何年間も前に出れない人もいます。

そうした方もカウンセリング大きく変わる経験を沢山してきました。

しかし、一方で会社の社長であったり、優秀なビジネスマンであったり、パワハラの多い会社で頑張って生き続けている人のカウンセリングも沢山してきました。

こういう人たちは世間一般でいうところの「強い人」に当たることが多々あります。

カウンセリング件数が数千件を超えると、本当にいろんな人がやってきます。

その中には、心が弱い人もいれば、「本当に強い人だなあ」と心から尊敬する人もいます。

ただ、共通しているのは、何かで「悩んでいること」。

悩んでいるからカウンセリングに来るんだとすれば、本当に悩みに強い・弱いという区分は当てはまらないなあと日々思います。

そもそも人はなぜ悩むのか?

そもそも人はなぜ悩むのでしょうか?

「何に悩んでいるのかわからない」といった悩みもあれば、「これのせいで夜も眠れないくらい悩んでいる」と明確なものまで幅広くあります。

人が悩む理由としては、非常に簡単です。

幸せになりたいから

です。

人は幸せになりたいから悩むのです。

悩まない人になる一番の方法は、「どうでもいいや」と何もかも捨てることです。

しかし、多くの人は「もっと今以上に良くなりたい」と願い、それがうまくできないからこそ悩み続けます。

また、悩み方が上手かどうかも非常に大きなポイント。

悩み方が下手だと、悩み振り回されてしまい、効率よく悩むことができません。

上手に悩むことができれば、悩みをより良い方向へ活かすことができます。

カウンセリングの一番大きな仕事は上手に悩む人に支えること

カウンセリングをしていくうえで、一番大切なことがあります。

このことは、ガウンセリングのゴールにも通じるところがあるのですが、「悩み方が上手な人になるように支えること」です。

上手に悩む方法を教えたり、その人ができるように支えていくことで、自分の力で問題を解決できる術を身に着けていく。

もちろん、人によってはやり方に相性がある。

極端な話、対人関係でトラブルになった場合、その人をとことん追い詰める方が性に合っている人もいる。

一方で、トラブルになった人と割り切って仲良く振る舞える人もいる。

もしくは、トラブルになった人とは極力関わらないようなやり方が合っている人もいる。
(ちなみに、田中は一番後者のタイプです)

しかし、どれも選らばないで、「どうしよう」と戸惑っていたら、そこから前に進むことはできません。

その人らしいやり方で、問題に対処する術を一緒に考えて、自分の力で乗り越えるようにすること。

これがカウンセリングの一番のゴールでもあります。

心が弱いというのは一つの個性

結論を上げるとすれば、私は「心が弱い人」というのはいないと思っています。

例えば、女子力って言葉がありますけど、女子力って、

化粧がうまい、気配りが上手、料理ができる、服のセンスがある、コミュニケーションが上手、相手を立てる、男性に好かれやすい、女子に好かれやすい・・・・

といったカテゴリーの総称ですよね。

これと同じことで、心が弱いというのも、
不器用、深く考えてしまいやすい、生真面目、繊細、最後まで頑張ろうとする、人に合わせすぎる、相手に合わすのが苦手、傷つきやすい、独特の世界を持っている、雰囲気になじみにくい、感受性が豊か・・・・

といったいろんなカテゴリーの総称だと思うのです。

上記の一つ一つはいろんな人が持っています。

そして、それらの要因にいいも悪いもありません。

それらの要因がその人を作り上げているし、その人らしさとなっているのです。

結局のところ、心が弱いということは、その人らしさなんじゃないかと思います。

ただ大切なのは、その人らしさ、自分らしさとどう上手に付き合っていけるか。

どう上手に付き合い、いろんな悩みを自分なりに解決していくか。

ここがとても大切だと思うのです。

もちろん、心が強いというのも個性です

となると、個性だから、良いも悪いも関係がないのではないかと思います。

大事なのは、その人らしさと上手に付き合って、幸せに生きていけること。

この点を無視しないようにしていきたいものです。

スポンサーリンク

弱い・強いなんて結局はその人の価値観・偏見でしかない

結局のところ、心が弱い・強いなんて、その人の価値観や偏見でしかありません。

※今日一番言いたかったことです。

例えば、些細なことで相手を殴る人や腕っぷしだけが取り柄の人が、強いのでしょうか?

のび太君みたいに毎回いじめられても、なおかつ優しさを忘れない子どもが弱い子なのでしょうか?

いつも負けてばかりでも、あきらめず努力を続ける人もいます。

しかし、負けている、すぐに落ち込む、いじめられる、そういった一つの面だけ、心が強い・弱いを判断するのは、とても危険だと思います。

というより、心が弱い・強いといった視点から自由になって、「それもその人の個性だ」と思った方がいいんじゃないかなというのが私の考えです。

カウンセリングはその人らしさを支えること

となると、カウンセリングは弱い人が受けるものではありません。

自分との付き合い方を見直すために受けるのがカウンセリングです。

自分との付き合い方が見えてくれば、自ずと幸せになり、人間関係も良くなります。

ここに強い人・弱い人という考えはありません。

私たちはちょっとしたことで、自分を見失う可能性は十分あります。

キャリアウーマンだった心の強い女性が、子どもが流産したことで、崩れてしまい、心身が不安定になってしまい、カウンセリングを受けることもあります。

一方で、上司から猛烈なパワハラを受けても、家族のためにと、カウンセリングを受けながら頑張って仕事をして、少しずつ周りとの信頼を勝ち取った方もします。

崩れたことで自分を見失ったり、パワハラを受けてカウンセリングを受ける状態というのは、そこだけ見れば弱い人と捉えられてしまうかもしれませんが、この人が一体なんのために頑張っているのかという視点で見ると、「この人は本当に強い人だ」と思わざるを得ません。

カウンセリングとは、今困っている中で、その人らしい解決策、耐え方、頑張り方を一緒に考えていく過程です。

そういうクライエントの姿をみているからこそ、軽々しく「カウンセリング受ける人は心が弱い人だ」と簡単に言える人に対して、怒りを感じてしまう私です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする